育児サロンのよしです。
5/6までという期限で全国に出されていた緊急事態宣言が、5/31まで延期されることが決定されました。
まだ新規感染者数が十分に減少できておらず、また今後再び感染者数が拡大されてしまったら医療提供体制に更なる負荷が発生してしまうことも考えると安易に緊急事態宣言を解除することが出来ないようです。
日本全体のことを考えると正しい判断だとは思いますが、それに伴い保育園や幼稚園、小中学校も休みが延期になったりと子育て世代には良くない影響が出てきそうです。
コロナウイルスは長期戦になる、ウイルスと共に生きていかなければならないという話を聞きますが具体的にどうしていけば良いのでしょうか。
そこでこの記事では、新しい生活様式について、そして子育て世代が注意することをご紹介していきます。
目次
新しい生活様式で本当に気をつけなくてはならないことは?
(画像:厚生労働省HPよりhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html)
新型コロナウイルス感染症の新たな拡大を防ぐために、日本国民全体が協力しなくてはならないというのが「新しい生活様式」を取り入れる主な目的です。
ただ、この内容はこれまで厚生労働省や医療機関から言われ続けてきた注意点と特に大きく変わりありません。
子育て世代にとって注意しなくてはならないのが「新しい生活様式」が社会全体の暗黙のルールとなることです。
例えば「新しい生活様式の実践例」で「会話をするときは可能な限り真正面を避ける」という項目があります。
もしこのルールを知らない人が、ルールを知ってる人の真正面で会話をすることによって「あの人は常識がない」というような評価をくだされてしまう恐れがあります。
世知辛い時代になったなあとは思いますが、いろいろな意味で自分を守るためにも、この「新しい生活様式」に関してはある程度内容をルールとして理解しておく必要があるかもしれません。
子育て世代が注意すること
新しい生活様式の概要を知っておく
今年の4月が入園・入学のタイミングでまだ幼稚園や小学校に一度も行っていない子も多いと思います。
そのため保護者同士も交流がない状態であり、これから人間関係を作っていくことになるケースがほとんどだと思われます。
そのため新しい生活様式を一通り目を通しておき、いざ幼稚園や小学校が始まった時にある程度ルールを理解しておくことが大切です。
「すこしやりすぎでは」と感じることもあるかもしれませんが、新たな感染拡大に敏感になっている今の時期は新しい生活様式を取り入れた生活をする方が何かと安心です。
次は具体的に子育て世代が注意すべき点をご紹介していきます。
公共交通機関の利用について
電車やバスなどの公共交通機関を利用する際は、会話を控えてソーシャルディスタンスを行うことが大切です。
そのため、どうしても子どもを連れて公共交通機関を利用する際はあらかじめ「今日は電車でお話が出来ないこと」を言っておいてあげましょう。
「あと何分で到着するから、そのあとはお話しようね」というように明確な目標時間を言ってあげるのが大切です。
公園は空いた時間・場所を選ぶ
最近は公園も混雑気味であり、どこからが空いているのか基準が曖昧でよく分からないです。
一応「人と人の感覚は2m、最低でも1mあけましょう」というガイドラインが出ていますが、ある程度のスペースのある公園であれば問題はなさそうですね。
ただここで気を付けなくてはならないのが、子ども達が一緒になって遊んでしまうことです。
公園に行くと、最近は幼稚園や学校に通えないというストレスもあるのか、同年代の子ども同士が一緒になって遊びだすというケースが多いと思います。一緒に遊んだ方が楽しいですからね。
うちの子も公園に行くと、他の子のところに行ったり、またその逆もあります。
他者とコミュニケーションをとる力が育ついい機会なのですが、今は少し我慢させなくてはなりません。
マスク装着に関して
大人も子供もマスク装着が必須と言われています。
飛沫感染を防ぐためにとても大切なこのマスクですが、これからの時期暖かくなって来るので、体の小さい子どもは特に体温が上昇しやすく熱中症の危険性があります。
マスクをしていると大人でも体が熱くなると思いますが、子どもであればなおさらです。
感染症対策にマスクは大事ですが、水分補給をしっかり出来るよう準備しておくなど子どもが熱中症にならないように注意が必要です。
買い物に関して
生活必需品を購入するための買い物に行くときは、あらかじめ何を購入するかを決めておきましょう。
短時間で買い物を終了させられるように計画立てをすることが必要と言われています。
また、不要に販売品を触らないようにとのことです。
特に子どもはなんでもかんでも触りたがると思うので、子どもを連れての買い物は注意が必要です。
新しい生活様式の実践例
移動に関する感染対策について
・出張はやむを得ない場合のみにとどめる
・誰とどこで会ったかをメモしておく
・スマホの移動履歴をONにする
日常生活の生活様式
・買い物は計画を立てて素早く済まし、展示品への接触は控えめに
・娯楽、スポーツなど、例えば筋トレやヨガなどは動画を活用する。狭い部屋への長居は無用
食事に関する生活様式
・対面ではなく横並びに並ぶ
・大皿料理は避けて個別に
・料理に集中しておしゃべりは控えめに
最後に
いかがでしたか?
今まさにコロナウイルスの感染拡大に対して日本全体が敏感になっている時期なので、厚生労働省からの情報も確認するとリスクの少ない生活の仕方について非常に細かく示されています。
子育て世代にとっても注意しなければならないポイントがいくつかあるので、ご参考にしてみてください。