育児サロンのよしです。
お子さんと一緒にお出かけするときに必要になるのが「おんぶ紐」です。
ベビーカーとおんぶ紐が両方あるととっても便利です。
でも、デバートなど人の多いところに行く場合や階数の多い建物に入るとき、ベビーカーは時に邪魔になる場合もあります。
でも、おんぶ紐であれば、手軽に使うことができますよね。
ですので、おんぶ紐はお子さんのいる家庭では必需品かもしれません。
でも、最近はとってもたくさんの種類のおんぶ紐が売っています。
機能も金額もさまざまでどれを買ったらいいのか悩みますよね。
我が家でも、買ったものとおさがりとで4つくらいおんぶ紐がありましたが(笑)どれも長所短所あり、場面ごとに使いわけるといいのかなぁなんて思う時もありました。
今回はそんなおんぶ紐についてご紹介します。
おすすめのおんぶ紐
ではここからおすすめのおんぶ紐を紹介していきます。
おんぶ紐① 成形されたもの
一番売れているのがこのタイプだと思います。すでに形が決まっていて、リュックのように背負ったり、ベルトをカチッと締めるだけでよいタイプです。
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・腰に負担がかからない
・慣れれば装着が簡単
このタイプの一番の売りは「長時間おんぶしていても肩や腰が痛くならない」という点です。
おんぶをすると肩や腰に負担がかかり、長時間おんぶしているのが辛くなります。
このタイプのおんぶ紐はまず大人の腰におんぶ紐がついたベルトを締めてからお子さんを抱っこ(おんぶ)してベルトを付けるだけなのでとても簡単です。
とはいえ、最初は装着するのに多少苦戦するかもしれませんが、慣れればすぐに使えるようになります。
それに、首が座ってない赤ちゃんでも抱っこできるサボートグッズがついているものもあります。
子どもが多かったりすると、まだ首も座らない赤ちゃんのうちから外出せざるを得ない時も多くあると思いますが、そういう時でも対応できます。
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・値段が高いものが多い
・コンパクトに収納できない
しっかりとしたものを買おうとすると値段は高くなります。
メーカーによっても違いますのであとは買う人次第ではあるのですが、個人的にはそれなりに高いもののほうがやっぱり安定性はあるような気がします。
我が家では、2つのタイプのものをお下がりでもらったのですが、一つは 3000円くらいで買えるもので、もう一つは1万円以上するものでした。
3000円くらいのものはリュックタイプであること、腰べルトがあるところは同じなのですが、全体的に柔らかく、自分の腰が安定しない印象がありました。
高いものは、肩も腰もガチッと太いベルトになっていて、ゴツイ感じなのですが安定性があり、肩と腰への負担はとても少なかったです。
ですので、長時間歩くときは高い値段のほうをよく使っていました。
あまりコンパクトにならないので、持ち歩きには向いていませんが、道中ほとんど使用して歩くのであれば問題ないです。
ちょっとお高くはなりますが、ずっと使うものですし、兄弟が増えればお下がりもできるくらいしっかりしたつくりになっていますので、もし買うのであればガッシリしたタイプをお勧めします。
おんぶ紐② 昔ながらのおんぶ紐
我が家で良く使うのがこの昔ながらのおんぶ紐です。
外で使うこともありますが、家の中で使うことがほとんどです。
昔は帯をうまく巻いておんぶ紐として使っていたようですが、現在のものはちゃんとお子さんの足を入れるところや、紐を通すところがついているので、使いやすくなっています。
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・簡単に装着できる
このおんぶ紐の良いところは何と言っても薄くて軽くて持ち運びが楽というところです。
普段はおんぶ紐は使わないけど、お子さんがぐずったりした時だけ使いたいという時に役立ちます。
常にカバンに入れて歩いて使う時だけ出せばいいのです。
成形されているものは、コンパクトに収納しにくいです。私がおすすめしたガッシリタイプのおんぶ紐だと余計に収納しにくくなります。
ですが、このおんぶ紐なら普段から常にカバンに入れておけますので、我が家では2歳前くらいまではずっと持ち歩いていました。
上の子の行事に連れまわされて、疲れて歩けなくなることが多かったので、とでも役に立ちました。
装着も簡単ですし、おんぶしたまま寝てしまっても簡単におろせます。
おろした後におんぶ紐を取らないままでいても布生地ですので痛くはなりません。
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・長時間使用すると肩や腰が疲れる
・見た目がちょっと恥ずかしい
このおんぶ紐だけ使っている人はとくに何も感じたいかもしれませんが、成形されたガッシリタイプを使ったことがある人は違いがよくわかります。
長時間使用してしまうと、やはりガッシリタイプのほうが楽なので目安として30分以上抱っこする時にはガッシリタイプを選んだほうがいいと思います。
普段はガッシリタイプのおんぶ紐を使って、おんぶする予定がない時の万が一の準備としてこのおんぶ紐を持って歩くというイメージだといいと思います。
また、おんぶ紐を使うと、ちょっと見た日が昭和感あふれる古臭い感じがします(笑)。
おしゃれ度はちょっと低くなるので、おんぶした後に、ブランケットなどを羽織っておしゃれに使えるといいと思います。
お子さんの風よけにもなりますので、ちょうどいいです。
家の中で使う分には気にならないと思うので、そのまま使用していいと思います。
家の中に置いておくにしても、ガッシリタイプを床にゴロンと置いておくよりも、おんぶ紐をコンパクトにクルクルとまとめて隅に置いて置くほうが見た目にもいいです。
おんぶ紐③ 簡易的なもの
今時はいろいろなおんぶ紐があります。簡易タイプのものにもさまざまあって、お子さんをしっかり支えるタイプのものから、ちょっと保持を手伝うだけの簡単なものまでいろいろあります。
・お子さんをしっかり支えるタイプ 「ヘこおび」
へこおびは長い布を自分でグルグル巻いてお子さんを抱っこしたりおんぶしたりするものです。
昔のおんぶ紐に一番近い形をしています。
成形されていないので、装着を覚えるまでは大変かもしれませんが、お子さんにピッタリフィットさせることができるので、とても安定しますし、ご親が動いてもそうそう落ちません。
今は素敵な柄の布がたくさん売られていますので、おしゃれ感もあるかと思います。
・大きい布で包むタイプ「スリング」
スリングは新生児期から使うことができるので、とても便利です。おんぶ紐は基本的に抱っこかおんぶですが、スリングであれば横抱っこも出来ますし、寝てしまえばそのままお布団代わりにすることもできます。
ただ、これもほとんど布なので、装着に慣れるまでちょっと練習が必要なことと、 油断してバタバタと動いているとお子さんを落としてしまう危険性もありますので、使うタイミングを考える必要があります。
・すでに成形されているもの
ちょっとお子さんを抱っこするときにお尻を置いて力を分散させることで肩や腰にかかる負担を減らすものです。
すでに輪になっていて自分の肩から下げ、輪の下の部分にお子さんを座らせるだけなので、とても簡単です。
しかし、片手は常にお子さんを支えている必要がありますので、バタバタ忙しくするときにはあまり使えません。
一時的に抱っこするときに使うイメージになりますので、使う場面はさらに限られますが、本当に簡単に使えます。
我が家体験記
我が家ではへこおび以外は全部持っています。
自分で買ったのはスリングと昔ながらのおんぶ紐で、それ以外はおさがりになります。
一通り使ってみて思うのは、どれも適した場面で使えばものすごく役立ちます。ただ、使う場面を間違うと親は疲れやすくなります。
常にカバンには紐のおんぶ紐を入れておき、車にはガッシリタイプのおんぶ紐を置いてあります。
家の中にはスリングを置き、主にお昼寝をさせるときに使っています。
スーパーなどに行くときは最初は歩かせたりするので抱っこしない予定でいます。
でも、時々どうしても抱っこをせがまれたりすることがあるので、そういう時にカバンからおんぶ紐を出して使っています。
デバートなどで半日滞在するなんて日は、最初からガッシリタイプのおんぶ紐を持っていきます。
カートもありますが、カートに乗る時間は本当に短くてすぐに抱っこになる可能性が高いからです。
一回抱っこするとそのあとしばらくは抱っこが続くので、ガッシリタイプを持っていきます。どうせカートに入れておくか自分に装着した状態で歩き始めるので、そこまで邪魔にはなりません。
家の中にいる時で料理や掃除など忙しく動くときには、カバンから紐タイプのおんぶ紐を出して使います。
私が多少動き回っても子どもが落ちないので気楽に使えます。
おんぶ紐はたくさんっていましたが、どれも1つずつあれば一番上から一番下の子まで 12年使えましたので、お得だと思います。
ガッシリタイプのおんぶ紐やスリングは友人宅へさらにお下がりしていきました。
ガッシリタイプはお下がりでもらったものでしたから、本当に長期間使えます。
ですので、高いだけあって本当に長く使えるものなんだなあと思っています。
最後に
いかがでしたか?
今回はおすすめの抱っこ紐について解説していきました。
ポイント
・ガッシリタイプは長時間お子さんを抱っこする時に使えます。
・紐タイプは持ち運びが楽。常にカバンに入れておけます。
・ヘこおびタイプは布のみを使用しているので、肌にもやさしいです。
・スリングは横抱っこもできますので、新生児期から使えます。
・簡易タイプはとにかく装着が一瞬でできます。
どのタイプも長所短所があります。
お下がり等を活用しいろんな種類を持っていて、状況に応じて使い分けできると育児がさらに楽になるかもしれません。

種類がたくさん合って迷いますが、長く使う物なのでしっかりした物を選びましょう