育児サロンのよしです。
子どもを動物園に連れて行ったことはありますか?
ゾウやキリン、ライオンなど迫力がある動物から、ウサギやモルモットなどの可愛らしくて子どもから人気のある動物までいるので、小さいお子さんは特に大はしゃぎするのではないでしょうか?
ところで動物園には、子どもにとって単に楽しいだけではない、たくさんのメリットが隠されているのです。
この記事では、子どもを動物園に連れていくことのメリットをご紹介いたします。
この記事を読んでいただくと、次の週末は動物園に行きたくなるかも!?
是非参考にしてみてください。
動物園には、絵本などのツールでは体験できない本物がある
絵本や図鑑を開くと大小さまざまな動物たちの様子を見ることが出来ます。
また、現代はテレビやYouTubeを開くと大自然を駆け抜けるライオンなど、リアルな動物の生態を映像で簡単に見ることも出来てしまう世の中です。
しかし、実はどんなに世の中が便利になっても、4Kで動物の映像を見ても、本物には到底かなわないのです。
動物園に行くと、本物の動物がすぐ目の前で呼吸をし、食事をし当然のことながら排泄もして生きています。
同じ時間に同じ場所で生きている動物を目の当たりにし、雰囲気や、音や匂いを感じることで、子どもは多くのことを感じるし考えるようになります。
ホッキョクグマが悠々と歩いたり、泳いだりしている様をみて「気持ちよさそう、楽しそう」と感じて他の生き物に対する愛しさを感じることもあるでしょうし、ゴリラがギロッとこちらを見ている様子を見て恐怖を感じるかもしれません。
このように、動物園には子どもが五感をフル活用する機会が非常に多くあるため、「子どもの脳の発達」に非常に役に立つと考えられます。
動物園に行くと、他者を大事にする気持ちが芽生える
動物園は様々な動物を世の中に知ってもらうというだけではなく、弱い動物を保護するという役割を併せ持っています。
動物を保護するだけなら人間から隔離して育てるべきなのではないか?という意見もあります。
逆に人間が弱い動物の存在を知ってみんなが「この動物を守っていこう」「環境に悪いことはやめよう」という意識を持たなければ事態は改善しないそうです。
そのため、子どもには保護の必要な動物のことを教えてあげることで、「弱い者には優しくしてあげなくてはならない」という心を育むことができます。
また、一般的に嫌われがちな蛇やコウモリも動物園で生活しています。
そのような「ちょっと苦手かも」という生き物に対しても、持っている能力のすごさを知ってリスペクトする機会を作れることもあります。
これは現代のダイバーシティを学んで多様な他者を受け入れる練習にもなるので、動物園は「子どもの心の発達」にとても良い影響を与えてくれます。
家族みんながリフレッシュ出来る
動物園は普通に生活しているときには見ることのできない動物たちが勢ぞろいです。
その中に入ると「非日常」を感じることができます。
また、ほとんどの動物園は広い施設があるのでしっかり歩き回ることができ、ちょうどよい運動にもなります。
毎日仕事に育児に家事に追われているパパやママもリフレッシュすることができるはずです。
動物園に初めて子どもを連れていくときに注意すること
虫刺されに注意
動物園内には草木が生い茂っている場所がいくつもありますので、虫がたくさんいる場合があります。
虫よけグッズを持参することをおすすめします。
日焼けに注意
動物園は周りに高い建物があることは少ないですし、日影が出来にくい環境です。
特に赤ちゃんや子どもは紫外線対策をしっかりとっておくことをおすすめします。
歩き回るので準備が大切
広大な施設を誇る動物園だと、子どもを連れて全て歩き回るというのはとんでもなく大変です。
次の日の仕事に響いてしまうこともありますから、事前にマップなどを調べて優先順位をつけ、どの動物を見るのか予定を立てておくことをおすすめします。
「免疫がつく」という迷信もあるらしい
子どもが動物園に行くと免疫力が高まるという話を聞いたことはありますか?
アメリカで発表された論文に、幼少期に農場で過ごした子どものほうがそうでない子どもに比べて免疫力が高くなったという統計データが載っていることが元ネタになっているようです。
しかし動物園に数回行ったくらいでは免疫力が高まるということはなさそうです。
動物園に行くと精神的に開放的になるという意味では健康的ではありますが、医学的根拠はないそうです。
最後に
いかがでしたか?
子どもを動物園に連れていくことは子供の成長にとてもいい影響をもたらすということをご紹介しました。
オトナは動物園に行ってもあまり感動しなくなっている部分はありますが..全てのことに興味を示す幼児なんて驚きの連続でとても楽しめること間違いなしです。
動物園によっては通常開園だけではなく、夜間に開放する「ナイトズー」というものもあるようです。夜間の動物たちの怪しい雰囲気を楽しみに行ってみるのも大変おすすめです。
一度足を運んでみてはいかがでしょうか。