育児サロンのよしです。
「生まれてくる子どもに、絵本を与えてあげたいけど、どう選べばいいんだろう?」
「絵本の読み聞かせって、どんな感じですればいい?」
「おすすめの絵本があるなら、ぜひ知りたいな。」
今回は、「絵本を親子で楽しむこと」の大切さについてお話します。
実際に、筆者の子どもが大好きだった絵本を厳選して5冊紹介します。
合わせて、絵本の上手な選び方についてもお伝えしていきます。
あなたとあなたの子どもの「お気に入りの1冊」が見つかる手助けになればうれしいです。
親子で絵本を楽しもう
とにかくいっしょに絵本を楽しんでほしいです。
子どもだけでなく親の方も癒されているような穏やかな気持ちになれるからです。
もちろん、子どもの想像力や表現力を豊かにしたいとか、何か賢い子になりそうとか(笑)思惑はいろいろあります。
しかし、大前提として「絵本=楽しいもの」であってほしいですね。
絵本を読むことの最大のメリットは、子どもに読書の習慣をつけてあげられることです。
読書の習慣は急に身につくものではなく、育った環境が影響すると考えられます。
大人になってから身につけるのは、なかなか難しいですよね。
本から得られる知識は膨大です。
きっと読書習慣は、親から子どもへの最高のプレゼントになりますよ!
おすすめの絵本5冊
実際に、筆者の子供たちにささりまくった絵本を5冊紹介します。
ぐりとぐら
著:なかがわりえこ・おおむらゆりこ 出版社:福音館書店
野ねずみの「ぐり」と「ぐら」が、大きなたまごを見つけます。
試行錯誤を繰り返しながら、そのたまごで大きなカステラが完成。
森の仲間たちといっしょにおいしくいただきます。
とにかくカステラがおいしそう!
子どもといっしょにカステラを作りたくなることまちがいなしです。
だるまちゃんとてんぐちゃん
作・絵:加古里子 出版社:福音館書店
だるまちゃんとてんぐちゃんはとても仲良し。
だるまちゃんは、てんぐちゃんの持ち物がうらやましくて欲しくて仕方がありません。
だるまちゃんのお父さんは、代わりの物を見つけてくるのですが・・・
ユーモアたっぷりのお話で、笑えます。
絵のタッチや雰囲気がとっても素敵なんです。
うちの子はよく絵を指差しながら、いろんな話をしていましたね。
サンドイッチサンドイッチ
著:小西英子 出版社:福音館書店
サンドイッチを作ろう!
パンにバターを塗って、しゃきしゃきレタスに真っ赤なトマトをのせて・・
サンドイッチの作り方がていねいに描かれています。
絵がとてもリアルで鮮やか。
何度もページをめくりたくなる1冊です。
14ひきのあさごはん
作・絵:いわむらかずお 出版社:童心社
14ひきのねずみの家族が、朝起きてから朝ごはんを食べるまでのお話です。
いろんな性格のきょうだいが助け合いながら、朝ごはんの用意をしていきます。
繊細なタッチの絵が、絵本の世界に連れて行ってくれます。
寝起きのシーンが特に好きでした。
そのページだけで話が盛り上がり、なかなか次のページに進めませんでした(笑)
おやすみなさい、マーヤちゃん
作・絵:西巻かな 出版社:福音館書店
マーヤちゃんが夕ごはんを食べてからお風呂に入り、寝るまでのお話です。
おやすみ前の日常が静かにあたたかく描かれています。
寝る前によく読んでいました。
ストーリーはいたってシンプルなのですが、何度もせがまれてくり返し読んだのを覚えています。
自分とマーヤちゃんを重ね合わせていたのかもしれません。
絵本選びのポイント
「絵本は楽しめばいいことは分かったけど、どういった基準で選べばいいの?」
絵本選びのポイントをお伝えします。
好きなものでOK
最初はパパママの好きなものでOKです。
絵の雰囲気が好き、話の内容が好き、気に入ったものを手に取ってください。
自分が読んでもらった思い出の絵本でもいいですよね。
あなたが楽しそうに読んでいると、子どもも絵本に興味が湧いてくるはずです。
買わなくてもOK
いきなり、本屋さんに直行しなくても大丈夫です。
まずは図書館に行ってみましょう。
一度にたくさんの種類の絵本に触れられるが、図書館のいいところです。
手元に置きたい絵本だけ買うというのもアリですね。
すぐに好きな絵本を自分で選べるようになってきます。
上手に読まなくてOK
読み聞かせをする場合、上手いとか下手とかはあまり関係ないです。
何よりも大好きなあなたが「そば」にいて、あなたの「声」で読んでくれるという状態が、子どもにとっては心地いいんです。
穏やかな気持ちでリラックスして読むことが大切ですね。
まとめ
- 絵本は親子で楽しむものであること
- 読み聞かせをする場合は、ゆったりとした気持ちで
絵本を選ぶ際には、
ポイント
- 自分の好きなものでいい
- すぐに買う必要はない
以上のことをお話しました。
絵本を手に取ると、当時の記憶がどんどんよみがえってきます。
「この本ほんと何回も読んでもらったよね。気に入ってたんだよね。」
「これ、覚えてる?すごく好きだったよね。」
しばらく経てば、親子でこんな会話もできちゃいます。
今となっては、ほっこりできる思い出ばかりです。