育児サロンのよしです。
これから梅雨から夏場にかけてどんどん気温が上がっていきますが、「新しい生活様式」の一環としてマスク着用は継続しなくてはなりません。
夏場のマスクに暑すぎて耐えられるか不安ですよね?
そこで今回は、夏場のコロナ対策として効果が期待できそうなフェイスシールドについてご紹介していきます。
特に子育て世代の方、子どもは身体が小さいので夏場にマスクをすることで熱中症リスクがぐんと高まる恐れがあります。
目次
フェイスシールドとは?
フェイスシールドとは、個人防護具(PRE)という道具の一種で、飛び道具・がれき・化学飛沫・感染性物質などの危険から顔全体を守ることのできるものを指します。
一般的には医療用、軍隊や警察、建設現場で活用されるものなので、一般人の生活の中で使われることはまずないと思われていましたが、今回の新型コロナウイルス感染症のまん延を踏まえて一般の方でも使用するケースがでてきました。
(参照:Wikipedia フェイスシールド)
フェイスシールドを夏場に使うメリット
熱中症対策に効果的
夏の暑さが厳しくなってくると、マスクをつけ続けるのは難しいのではないでしょうか。
現時点でもマスクをしているとすごい暑くなるので、ついつい外してしまいたくなります。
ちなみに、人間は自分の体温よりも低い温度の外気を吸うことで、体温が上がりすぎないように調整しています。
特に小さい子どもは身体が小さいこともありマスクによる体温上昇の影響をもろに受けやすいです。
フェイスシールドはその特性上、熱がこもりにくい構造になっていますのでマスクに比べると体温の上昇を避けることが出来そうです。
子どもの感染症対策に効果的
新しい生活様式では、「向かい合って話さない」が取り組みの一つにあげられていますが、これは話の分かる大人にしか実践出来ない部分があると思います。
特に小さい子どもは友達と遊ぶ時にはどうしてもいろんな角度からおしゃべりしたり、近づいて遊ぶ機会が多いと思いますので、大人が一方的に「ルールを守って」と言ったところで難しい部分があると思います。
そこでフェイスシールドはその問題を解決してくれると考えられます。
というのも、フェイスシールドは顔全体から側面までの広範囲をカバーしてくれるので、飛沫による感染をお互いに防ぐ効果があるからです。
子どもでも使える?
フェイスシールドは誰でも使える作りになっており、中には子ども用も販売されているので小さい子でも安心です。
ちなみに赤ちゃん用も販売されています。顔が小さくても大丈夫です!
しっかり顔全体をカバーしてくれるので、飛沫感染を避けるのに役立ちます。
フェイスシールドはマスクに比べるとスキマがあることから、どうしても空気感染をしてしまう可能性は捨てきれませんが、小さい子どもは接触感染・飛沫感染のリスクの方が高いと言われているので効果が期待できそうです。
使用していないときは平たい板になるので、収納も楽々ですよ。
フェイスシールドの使用例
フェイスシールドは近所のコンビニやスーパーなどの店舗で、店員さんが感染防止の一環で装着しているのを目にする機会が増えました。
子どもたちがフェイスシールドを使う機会は増えているのでしょうか?
実は自治体によっては小学校でもフェイスシールドを活用しているところがあるのです。
例えば大阪市では、大阪府内の中小企業団体が考案したフェイスシールドを市内の小中学校の生徒全員分を配布することを決定しました。
小学生は授業の一環で生徒同士が近づくこともあるし、「向かい合ってお話しちゃだめ」と言っても難しいものがあります。
そこでフェイスシールドを活用し、生徒同士の飛沫感染を避けることを考えているようです。
最後に
いかがでしたか?
フェイスシールドについて、そしてその活用方法についてご紹介しました。
フェイスシールドはそれ自体で万能という訳ではないのですが、夏のコロナ対策としては役に立ちそうなので、ご参考にしていただけると幸いです。