育児サロンのよしです。
コロナの影響で子どもの教育・学習に関して頭を悩ませる方は多いのではないでしょうか?
わが家も幼稚園に通う子どもがいるのですが、自宅で過ごすだけでは学校や幼稚園から得られるものも得られませんし、今わが子にどんなことを教えてあげるべきなのか迷います。
そこでこの記事では、幼児教育に必要な「ひらがなはいつから読めるようになるべきか」
という目安と、していくのが効率的なのかをご紹介していきます。
「家であまりやることないなあ」と悩んでいる方は、ご参考にしていただけると幸いです。
まずはじめに、親としての心構え
親として子どもの成長を応援するにあたって大事になる心構えをご紹介します。
「うちの子はもうひらがな読めるようになったのよ!」「6歳になるけどひらがながまだ読めないの」など、子どもの発達状況について保護者はどうしても頭を悩ませます。
そして、他の子と比べがちです。
勉強がよくできても、全くできなくても、褒めたり残念がったりと、他の子と比べてしまう気持ちは仕方のないことなのかもしれませんが、
注意 子どもと接するときには「他の子と比べる」というのはタブーです。
本来「他の人より出来てるから素晴らしい」というのは、本人の自己肯定感を大きく下げるあまりよろしくない考え方です。
自分の価値を他者との比較の中にしか見いだせなくなってしまう恐れがあり、大人になっても幸せにはなれなくなる可能性が高いからです。
どうしても比較するなら「過去より成長しているか」を目安にすることをオススメします。
「自分はいるだけで存在価値がある、ここにいていいんだ」という自己肯定感を下げないためには、むやみに他の子と比べるのはタブーです。
ひらがなを覚える適切な時期は?
一応脳の発達などの様々な要因から、ひらがなを覚え始めるのにいいタイミングとして、
読みは4歳~、書きは5~6歳ころからという目安はあるみたいです。
4歳児ではおよそ3分の1程度、5歳児は半数以上の子がすべてのひらがなを読めるようになると言われています。
3歳で読めるようになる子はほとんどいないらしく、4歳~5歳ころから勉強していくのが時期的にはちょうどいいようです。
しかし、実際ひらがなを覚えるにあたって最も適切な時期は、「子どもが興味を持ったとき」と言われています。
例えば、公園を散歩しているとき、「この看板になんて書いてあるの?」と質問してきたとき。
食事中、パンに塗るジャムの瓶に書いてある文字を指さして「なんて読むの?」と聞いてきたとき。
LINEで誰かとやりとりをしているとき、子どもが「なんて言ったの?」と質問し、スマホの画面を見たがっているとき。
「この謎の文字の並びにどんな知らない意味が隠されているんだろう?どうやって読むんだろう?」というように子どもがひらがなに興味を持ちはじめているサインは日常のいろんなところに隠されています。
「そうか~ひらがなに興味を持ち始めたんだなあ」と考えて、例えばLINEのやりとりの画面をのぞきこんでいたら、「あなたには分からないから見なくていいでしょ」とあしらってしまうのは勿体ないです。
このように文字に興味を持ち始めたときが一番ことばの読み方を覚えるベストタイミングです。
逆にあまり興味を持っていないのに無理やり教えるのはオススメ出来ません。
オススメのひらがなの覚え方
うちの子がひらがなを読めるようになったのは、やはり自分から文字に対して興味を持ち始めてからでした。
そして、そういう興味はひらがなだけでなく、同じ文字である漢字にも向けられていました。
例えば、毎朝の食卓に並ぶバターや牛乳。
どこで覚えたのか「北海道」の漢字を見つけて「ほっかいどうってかいてあるよ」と言い出したのです。
急に漢字を読んだので驚きましたが、これはうちの子が言葉に、文字に興味を持ち出したサインだと考えて一緒に勉強をすることにしました。
実践してみた方法をご紹介します。
こどもちゃれんじの「ひらがなパソコン」
(参照:こどもちゃれんじ ひらがなパソコン)
これはパソコン型のひらがな学習ツールで、しまじろう達と一緒にひらがなを非常に効率よく覚えていけるアイテムです。
パソコン部分にカードを差し込んで遊びます。どのひらがなを押しても発音してくれるので視覚と聴覚を使ってひらがなを学べます。
また、しまじろうが「すきな食べ物をおしえてね」というように声掛けをしてくれるので、カードに書いてあるひらがなをパソコン上で探して押していく遊びを繰り返すことでとても効率よくひらがなを習得できます。
子どもが一人でひらがなパソコンで遊ぶようになることも多いようなので、おうちの方も安心出来るし時間もできて負担の減る部分があると思います。
とても効率よくひらがなを勉強できることから、なんとひらがなパソコンをもらうためにこどもちゃれんじに入会する人も多いようです。
ちなみに、こどもちゃれんじに入会しなくともAmazonにひらがなパソコンが出品されていることがあります。
中古であればメルカリなどのECサイトに出ていることもあるようです。
また、こどもちゃれんじ以外にも効率よくひらがなを覚えるツールがありますのでご参考ください。
例えば学研の「あいうえおタブレット」もオススメです。
「に」はどこ?と探している子どもに「にわとりの「に」だよ」と絵を参考にしながらひらがなを学べるので覚えやすいです。
最後に
いかがでしたか?
ひらがなを勉強するのに適切な時期とオススメの方法をご紹介しました。
とても効率よく勉強できるツールがたくさんあるので是非活用することをオススメします。
「勉強しよう」と机に向かう時間も大切ですが、日常の中で子どもが「これってなんて書いてるの」と興味を持った時にちゃんと教えてあげることも大切です。
ご参考にしていただけると幸いです。