育児サロンのよしです。
子どもが産まれてからも共働きをする予定だけど、子どもを日中預けておく保育園はどのように選んだら良いのかあまりよく分からないという方は案外多いのではないでしょうか?
実は僕も今でこそ子どもを希望通りの保育園に通わせられていますが、どういう基準で選ぶべきか全く分かっていませんでした。
この記事では保育園の種類や区分、そしてわが家はどのような基準で保育園を選んだのかをご紹介させていただきます。
この記事を読み終えると、保育園選びについてある程度の道が定まってくることと思います。
目次
保育施設の種類と、保育園を利用するために
現在保育施設としては保育園、幼稚園、認定こども園の大きく3つに分けることが出来ます。
以上の保育施設は義務教育ではありません。
利用するためにはお住まいの市町村から認定をもらう必要があります。
まずは認定の区分をご紹介します。
・1号認定
(教育を中心とする保育を受ける幼児)
・2号認定
(保育を必要とする幼児(満3歳以上))
・3号認定
(保育を必要とする幼児(満3歳未満))
共働き家庭の方が子どもを預ける場合は、子どもの年齢に応じて2号、3号認定となります。
この他に、少人数または不定期に子どもを預かってくれる小規模保育等があります。
次に保育園、幼稚園、認定子ども園のご紹介です。
【保育園】
■認可保育園
・国が定めた基準で設置されている
・保育対象は保育の必要性が認められた0~5歳児
・保育時間は最長11時間
・保育料は保護者の所得に応じて計算される
・先生は保育士の免許が必要
・申し込み先は市区町村
■認証保育園
・各地方自治体の定めた基準で設置されている
・保育対象は保育の必要が認められた0~5歳児
・保育時間は最長11時間
・保育料は自治体によって違う
・先生は保育士の免許が必要
・申し込み先は各施設
■認可外保育園
・民間が運営しているのが特徴
・保育対象は施設により異なる
・保育時間も施設により異なる。24時間のところもある。
・保育料は各施設により異なる
・先生は保育士の免許等必ずしも必要ではない
・申し込み先は各施設
【幼稚園】
・保護者の就労等に関係なく利用出来る
・保育対象は一般的に3~5歳児
・保育時間は4時間が標準的
・保育料は保護者の所得に応じて計算される
・先生は幼稚園教諭免許が必要
・基本的には幼稚園へ申し込む
【認定こども園】
・保育園と幼稚園が一緒になった保育施設
・保育対象は0~5歳
・保育してくれる時間は4~11時間
・保育料は保護者の所得に応じて計算される
・先生は保育士または幼稚園教諭の免許が必要
・3歳以上で幼稚園教育を受ける場合は施設へ、保育を受ける場合は市区町村へ申し込む
以上のように、一口に保育園と言えどその種類によって大分保育の内容が異なります。
各家庭にマッチする保育園選びが大切です。
そもそも保育施設のあるべき姿とは?
「保育」とは、子ども達が自ら一人一人が成長していくことを支え、生命の保持や精神的なケアも行っていくことと言われています。
集団生活の中で子ども達が成長していくことをプロがサポートするということです。
もちろん、保育施設だけで子どもが育っていく訳ではなく、家庭環境も大事であることは言うまでもありません。
つまり保育施設のあるべき姿とは、保護者と保育施設が一体となり、地域の子ども達を大切に育んでいくという姿勢です。
「子どもを預けるなんて可哀想」と周囲から言われているパパやママはまだいるようです。
しかし核家族化か進む中で両親以外の大人である先生や、同じ年代の子ども達と交流する機会を持つことによって、子どもは家にいるだけでは体験出来ない多様な価値観に触れることが出来ます。
他の子が遊んでいる様子を見て「自分もやってみたい」と刺激を受けたり、友達と協力して物事に取り組むなどたくさんチャレンジ出来ます。
このような保育施設にわが子を通わせることが、彼らの豊かな人生を作る第一歩と言っても過言ではありません。
それでは次に、わが家が具体的にとのような点に注意しながら保育園を選んだのかをご紹介させていただきます。
わが家の保育施設の選び方
待機児童問題もありますが、わが家は「保育園ならどこでもいい!」ではなく、なるべく自分たちの希望に合う園の希望を出しました。
保育時間や、保育室や園庭の広さ、保育内容等が求める条件に合うか?
わが家の場合は、我々の仕事の関係で子どもを保育園に8:00~18:00の間預かっていてもらいます。
そのため、一日の大部分を過ごす保育園の広さや、どのような保育をしてくれるのかという中身を一番重要視しました。
これはネットの口コミや、実際にパパ友やママ友からの生の情報等を集めて判断しました。
保育士の先生達がいきいきしているか?
園が開いてくれる説明会では、先生達の様子をなるべくよく見るようにしました。
また、希望の園が見つかってからは意識的にその保育園の前を通る機会を増やしました。
イベント等が特にない通常時でも、先生方がいきいきしてるのであれば安心して子どもを預けられると考えました。
若い先生ばかりではないか?
そこまで優先順位が高いわけではないのですが、ベテランの先生がいる方が安心だと考えました。
もちろん若くて素晴らしい先生方は大勢いらっしゃいますが、若い先生ばかり=長く働きにくい環境である可能性もあるため、保育にも悪い影響が出る可能性がなくは無いと思いました。
職場や自宅との距離や交通機関の利便性は良いか?
毎日通わせる保育園なので当然交通の利便性は重要です。
どうしても子どもの朝の準備が思い通りに行かない日もあるため、家や職場の近くを狙いました。
最後に
いかがでしたか?
保育園に初めて子どもを通わせるとなると不安がいっぱいだと思います。
ご紹介したように子どもの成長に大きな影響のある保育園ですから、なるべく皆さんの行かせたい園に入園出来ることを願っています。
ご紹介しましたのはわが家の保育園の選び方なので、各ご家庭の優先順位に合わない部分もあるかも知れません。
子どもに通わせたい保育園を見つけるためのご参考程度にしていただけると幸いです。