育児サロンのよしです。
朝、登園時間になると急に行きたくないと泣いてしまったりすることってありませんか?
仕事の時間も迫っているし、保育園で何かあったのかな?と心配だし・・・
親としては悩みの種でもあると思います。
そんな時どうしたらいいか?
今回は、サロン生のIさんに体験談をお話して頂きました。
目次
Iさんの我が家はこうして乗り切った体験
忙しい朝の保育園や幼稚園への送迎大変ですよね。
時間がないときに保育園へ送っていくこと自体が大変ですが、「保育園や幼稚園に行きたくない!!」と子供に泣かれてしまうと朝からとてもしんどいですよね。
親として精神的に辛くなってきます。
園に行きたくないスイッチがどこにあるのか日によっても違いますし、朝子供を起こしてから家を出るまでのプロセスの中で突然つまづいてしまったりと、「どうしたら上手くいくのよ!?」と悩んでいる方はとても多いと思います。
我が家は共働きのため、家から職場が近い僕が朝保育園に送りに行くことになっています。
上手く行く時もあるのですが、朝のとんでもなく忙しい時にギャン泣きされるとホント切なくなってきます(笑)
お休み明け、最初の保育園の登園日は特に鬼門です。
ほぼ100%行きたくないって泣きます。
しかし、いくつかの工夫を施すことで、だんだんうちの子はそれなりに前向きに園に通うようになってきました。
その中でそこそこ効果のあったポイントを紹介していきたいと思います。
今日からすぐに試せることもありますので、良かったら参考にしてみてくださいね。
1.園の先生に相談する
まず、保育のプロである園の先生に相談してみましょう。
朝家を出るときの子供の様子を報告して、園での状況も聞いておきましょう。
うちの子の場合は、園に到着してバイバイしてからはスイッチが切り替わるようで、それなりに楽しそうに過ごしているとのことでした。
その状況を聞けただけでも親としては安心しますし、次の一手を考えられるので良かったと思います。
園に着いても泣き止んでいないなど問題が続くようなら、家での過ごし方を含めて先生に協力してもらって解決する必要があります。
まずは状況を把握しましょう。
2.子供に分かりやすく説明する
親にとって朝はとにかく忙しいです。
そんな時に子供に保育園に行きたくないと泣かれると、「どうしてウチの子はこうなの..」と感情的な気持ちになってしまいがちです。
しかし、ここで大切なのは、「子供に対して、保育園に行かなくてはならない明確な理由を伝える。」ということです。
ここで注意するべきポイントとしては、「行かないとオバケが来るよ」的な脅しは真意が伝わらないのであまり効果がありません。
むしろ子供の機嫌が悪くなる可能性もありますからやめておきましょう。
さて、我が家が取り入れた方法は、「お休みのチケットをもう全部使っちゃったんだ。また園にもらいに行かないとならないから今日は行きましょう。」とチケット(仮)の存在を出して説明をすることでした。
その結果「今日は保育園に行かなくてはならないんだな」と明確に理解することが出来たようです。
親が中途半端な態度を取ることで子供が「もしかして休める?」と勘違いしてしまわないようにきちんと線引きをして、毅然とした態度で接するのがポイントです。
ここで間違えてはならないのは、行きたくないという気持ちは1回は認めてあげた方が良さそうです。
「そうだね、パパも○○と一緒に遊びたいよ。だけどね..」という流れがおすすめです。
間違っても、怒らないようにしましょう。
3.朝起きてから家を出るまでの間のやることをゲーム化する
朝子供を起こしてから家を出るまでの準備の中で、子供に「着替えてね」とか「歯を磨こうね」と声を掛けても言うことを聞いてくれず、上手く行かないことがありませんか?
そういった些細なところから子供の機嫌が悪くなったり、親としてもやきもきして余計上手くいかなくなることがあります。
さて、そこでうちがやってみて準備がスムーズにいった方法を紹介します。
それは「朝起きてから家を出るまでに子供がやらなくてはいけないカードを作る」です。
例えば、歯磨きなら歯を磨いている子供の絵だとか、着替えであれば着替えてる子供の絵などを用意します。
子供が実際にその作業をやっている写真を活用しても良いかもしれません。
そしてそのカードを洗面所やら着替える場所やらに吊り下げるか貼り付ける等して設置しておき、作業が完了したらカードを子供にひっくり返させます。
そして裏から花丸のマークが出て来たり、好きなキャラクターが出て来たりするようにします。
子供は遊ぶことが本当に大好きです。
このようなゲーム性を取り入れることでうちの子の場合はとてもスムーズに準備を進めることが出来ました。
ちなみに裏側の花丸マークなどは、ずっと変わらないと子供も飽きてくるので、たまに変更するのがコツです。
4.ごほうびを設定する
子供の気持ちを前向きにする方法です。
「保育園から帰ってきたら、○○して遊ぼうな!」とか、「今週保育園頑張って行ったら、○○に遊びにいこう!」等です。
子供にとって明確なごほうびがあると頑張れるケースがあるようです。
しかし、子供がぐずり始めてたらもう意味がなくなります。
ぐずる前に「お約束」として話しておくのが良いかも知れません。
泣いてても大丈夫と心構えしておく
ここまでいろいろな対策を挙げましたが、親としてどんと構えておくことが1番重要な様に思います。
いくら対策しても、どんなに準備をしたとしても、やはり子供の心はとてもデリケートです。
些細なことで保育園行きたくないスイッチは入ります。
だからこそどんな時でも、その子供の気持ちを1回認めてあげて、そして親もたとえ上手くいかなくても自己嫌悪に陥らないようにしたいですね。
最後に
いかがでしたか?
子供が保育園・幼稚園に行きたがらない時の対処法として
メモ
・まずは園の先生に相談する
・子供に分かりやすく説明してあげる
・朝起きてから家を出るまでの間のやることをゲーム化する
・ごほうびを設定する
・泣いてても大丈夫と心構えしておく
5つをご紹介しました。
今でも正直、子供が保育園に行きたくない!とギャン泣きし始めると僕も「可哀想だし今日は休もうかな..」なんて思ってしまう時があります。
しかし、子供は泣くことで親の気持ちが揺れていると気付きます。
もう一押しすれば休めるかも!と思わせると余計泣き止まなくなってしまいます。
なんだか可哀想ではありますが、どんと構えて楽しく過ごしていきたいですね!