育児サロンのよしです。
コロナによる自宅待機、そして最近では梅雨入りで自由に外に出られない日々が続いています。
そして多くの仕事がどんどんリモートワークに移行しているようです。
世の中的にわざわざ会社に通勤して仕事をしなくても成果は出せる環境になってきているし、ハンコも電子化されている時代です。
働き方改革の流れも加勢して在宅率がどんどん上がっているような気がします。
最初は子どもと家のなかでずっと過ごしていると、「会社に行かないで仕事も出来るし子どもとの時間も取りやすくなるし最高の環境だ!」と思う方もいるかもしれません。
しかし在宅ワークをしながら育児もこなしていくというのはなかなかハードな仕事で、「こんなにしんどいとは思わなかった」と感じる人が急増しているようです。
そのせいで育児ノイローゼになってしまうリスクも高まってきています。
そこで今回は、育児に疲れてしまった方向けに、「育児ノイローゼになりそうなときにやること」をご紹介していきます。
目次
一人で抱え込む状況になると大変
育児ノイローゼの原因となりうるということで特に最近不安視されているのは「密室育児」です。
外出できないし子育てセミナーにも行けない、他のパパママとの交流も出来ないという状況が続き、子育てに大きなストレスを感じている方は多数います。
このように、誰にも相談することが出来なかったりして育児ノイローゼになってしまう方は多く、この状態を改善できずそのまま放置してしまうことで、更にブルーな気持ちになってしまったり、最悪の場合うつ状態に突入してしまう危険性もあります。
育児ノイローゼになりやすい環境とは?
育児ノイローゼになりやすい人、そして環境をご紹介します。
当てはまる人は注意してください。
寝不足が続いている
子どもが小さいときは夜泣きや数時間おきの授乳などで睡眠がしっかりとれなくなる事が多いです。
昼間にお昼寝などをして睡眠不足を解消できますが、夜も眠れず、昼も睡眠が摂れない状況だと育児ノイローゼのリスクが高まります。
ワンオペ育児になっている
自分の親が遠隔地にいる、パートナーは夜帰ってきても育児や家事を何もしない、そもそも帰ってこないというように育児と家事が一人の肩に重くのしかかってくるとストレスが大きく育児ノイローゼになりやすくなります。
誰かに相談できる環境がない
育児で困っていること、不安な事、自分の気持ちを誰かに分かって欲しくても室内にいるのは自分と子どもだけという状況が続くと、ストレスをずっと溜め込むだけになります。
「自分の親や友達にはあまり相談したくない」と感じる方もいますが、誰かに話すという行動でそれが問題を整理することにもつながり、だいぶ気持ちはスッキリするものです。
それが出来ないと育児ノイローゼに繋がってきます。
ホルモンバランスが乱れている
産後は特にホルモンバランスが崩れがちのため、気分が落ち込みやすかったり感情をコントロールできなくなります。
育児ノイローゼに直結する問題です。
育児ノイローゼにならないための対処法について
育児ノイローゼになりそうな人というのは根が真面目で責任感の強い人が多いです。
真面目だからこそ子ども、育児と真剣に向き合いすぎてしまっているというケースが多いからです。
そのため、いい意味で少し適当に生活する必要があります。
王道は「寝る」
育児ノイローゼにならないためには、自分で積極的に休息時間を作ることが大切です。
そのためにとっても大切なのは睡眠をしっかりとること。
寝たら脳はリセットされますし、しんどくなったら子どもを寝かしつけて横になるのが大切です。
もし子どもが寝たがらない場合、安全を確保したうえで少しでも横になるのがオススメです。
横になることに罪悪感などは感じる必要なんてありません!
脳をスッキリさせましょう。
お風呂に入る
あったかいお風呂に入ると気持ちよくてリラックスできますよね。
子どもとお風呂に入るのは大変かもしれませんが、部屋の中で悶々としているよりは心も体も温まります。
朝でも昼間でも関係なく、気にせずお風呂のリラックス効果を存分に味わっちゃいましょう!
トイレにかけこむ
緊急避難場所を決めておくのも大切です。
子どもとの生活が辛すぎて、いてもたってもいられなくなったらトイレなど、避難できる場所を作っておくのです。
そうすることによって一度子どもと距離を置き、少しだけでも落ち着く事が出来るはずです。
一時的でもいいので保育施設を利用する
一時預かりをやっている保育施設を探しましょう!
また、市の支援団体がサポートをしてくれている場合も多いです。
「育児が辛すぎる」と感じる方は、一度相談窓口に電話してみることが必要です。
限界を迎える前に必ず電話することをオススメします。
好きなことをする時間を作る
育児が始まると自分の時間ではなく子どもの時間を過ごすことに生活がシフトします。
そのため自分の時間は激減し、これまでのように自由に好きなことを出来なくなります。
しかし長い育児を乗り越えるためには「自分の機嫌を自分でとれる」事がとても重要です。
今は疲れ果てて無気力かもしれませんが、自分の好きな事をなるべくたくさん探してみてください。
そのうえで時間を作って積極的に好きなことをする。
そういう積み重ねで育児ノイローゼを乗り越えていくことが大切です。
最後に
いかがでしたか?
育児ノイローゼは、子育てをしている方なら誰でも起こりうる話です。
寝る、お風呂に入る、トイレにかけこむ、一時的な保育施設を利用する、好きなことをする時間を作るという方法が誰にでも効くという訳ではありません。
このような自分をストレスから守る方法をなるべく数多く用意しておく事が大切です。