育児サロンのよしです。
子供のイヤイヤ期は、わが子がいくら可愛くても親にとってはとても辛い時期ですよね。
ごはんを食べるのを嫌がったり、着替えや出かけることを嫌がったり、工夫して接してみても様々な場面でイヤイヤされると出口の見えないトンネルの中にいるようで精神的にやられてしまいそうになる時もあります。
でも安心してください!!
この問題は、ほとんどの親が悩んだり、後悔したりして、そして最終的にはなんとか乗り越えてきた問題です。
いつか気付いたらなんとかなってたなんてケースもよく聞く話です。
私も、わが子のイヤイヤ期には本当に苦労しました。
なんといっても、うちの子は一度イヤと言い出したら絶対に意見を曲げないとてつもない頑固者でした。
我が家は共働きで、保育園に送るのは私の役割だったのですが、絶対に朝ごはんなんて食べない!と泣いているわが子を自転車に乗せて、パンをかじらせながら登園したという苦い思い出もあります。
でもその日のお迎えの時にはけろっとしてたりするんですよね。
しんどいイヤイヤ期ですが、私がどうやって乗り越えてきたか、その方法をご紹介したいと思います。
もし子供のイヤイヤ期に苦労していて、どうしたらいいか分からない!という方は是非最後まで読んでみてください。
イヤイヤ期に対処するヒントとなり、長いトンネルの出口が見えてくるはずです。
子供がイヤイヤ期になったら、決して子供と戦わない
イヤイヤの程度の強さや種類はその子によって異なるとは思いますが、基本的には「○○したい、したくない」という子供の強い主張が中心だと思います。
そうなったら、親としては諦めの境地に入って、ある程度のことまでは子供の意見を認めてあげるのがお互いに上手くやっていくコツといえるでしょう。
「うんうん、そうだよね~」がイヤイヤ期を乗り越える合言葉です。
なぜなら、2~3歳になってイヤイヤ期に入ったというのは、子供が自己主張をし始めるようになったということ。
しっかり成長している証なんです。
そこで、子供が○○したい!!という主張をしてきたときに、親が「ダメ!」を連発していては子供の不満に思う気持ちはスッキリしません。
すると、イヤイヤは強くなるし、終わることはありません。
そして、ずっとそのように否定され続けてきた子供は将来他者に対して自己主張をすることが苦手となることが知られています。
そこで親としては「そうだよね~、○○したいよね。だけど○○しないと○○になってしまうよ~」のように、少し丁寧にお話してあげると良いでしょう。
「諭してあげる」というのがイメージです。
そうすると、その子も次第に気持ちを整理するのが上手になってきます。
もちろん危険が伴う場面など、絶対的に「ダメ」と伝えなくてはならないケースもありますが、子供の主体性を大事にしてあげるのがイヤイヤ期を乗り越えるコツと言えそうです。
子供が気分転換出来るような選択肢をたくさん用意しておく
子供の気持ちに寄り添うような会話を意識しても、どうしてもイヤイヤがおさまらない時もあります。
そんな時は子供の気分転換になるようなことを試してみてください。
そんな簡単なことで解決出来るのか?と疑問を持たれるかも知れません。
しかし、大人にも同じことが言えるのです。
大人だって、仕事や家庭で嫌なことがあったときは、気分転換してみることでまた新たに一歩踏み出せることもよくある話です。
嫌なことを忘れることだって出来ます。
子供も同じ1人の人間です。気分転換で解決出来ることは実はたくさんあります。
それでは、子供の気分を変えるにはどうしたら良いのでしょうか?
具体的には、水分を摂らせる、部屋の空気を入れ換える、抱っこしてみる、遊びに誘う、別の話(今○○を頑張ったら近い将来に○○しようね!)と約束をしてみる、などです。
どうしてもらちがあかない場合は、落ち着くまで放置するというのも手です。
眠らせる、というのも切り替えを目指した良い方法だと思います。
ここで個人的に注意しないといけないと思うのは、「○○しないとオバケが来るよ」のような脅し系のネタは極力使わない方が無難ということです。
なぜなら、脅し文句にだんだん免疫がついてくるわけで、子供も話を聞かなくなってきます。
そしてなにより、子供にとって○○しないといけないという本当の理由が分からないので、物事を習慣づけたり、やらなくてはならないことを継続してやらせるシーンには向いていないからなんです。
また「○○したらお菓子をあげるよ」などの交換条件を出すのも、同じ理由で個人的には良くないと思います。
それに、子供は「泣いたらお菓子をもらえる」という風に捉えてしまうリスクもあるので、そこは毅然とした態度で対応しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
イヤイヤ期の対処法として、
ポイント
・子どもと戦わない会話をする
・気分転換出来る方法をなるべく多く用意する
を紹介しました。
こんなことを言っている私も、あの時この2点を実践していれば、わが子にパンをかじらせながら保育園に登園させるなんてことにはならなかったと少し後悔していたりします。
しかし一方で、その時は私なりの全力の育児しているわけですから、後悔する必要も特にないし、もう少し自分の育児を認めてあげても良いかななんて思っています。
そうやって気持ちに余裕を持つことが、育児に切羽詰まらない秘訣なのかも知れません。
今回紹介したことは今すぐ実践できることなので、是非参考にしてみてくださいね。

ぜひご参考にしてみてください。