育児サロンのよしです。
突然ですが、夫婦間で家事と育児の分担等をめぐってトラブルが起きて悩んでいませんか?
共働きで、なおかつ子供のいる家庭では夫婦間でトラブルは起りうると思います。
そして、このトラブルの原因は家事と育児の分担だいたいの場合は夫婦の考え方の違いが原因です。
こういったトラブルを減らすには、自分の意見だけで行動せずに夫婦で話し合うことが必要です。
この記事では、我が家に実際に起こった家事と育児のトラブルをご紹介させていただき、その解決策も併せてお伝えします。
記事を読み終えると、家事と育児の分担について悩んでいる方も解決策が見つかるはずです。
目次
僕ら夫婦間で家事と育児に関して起こったトラブル
我が家のプロフィール
まず我が家の自己紹介をさせていただきます。
僕ら夫婦は共働きで3歳の息子が保育園に通っています。
僕は会社員です。職場が家の近くにあるので基本的に僕が息子を保育園に送ります。
担当している家事は夕食後の洗い物とお風呂掃除です。性格は適当。
妻は僕の扶養内で週4日程度パートに出ています。
家事の大部分は妻がやっています。
性格は細かいと僕は感じます。
育児で起こったトラブル
忙しい平日の朝にトラブルは良く起こります。
朝食の準備と昼の弁当作りを妻が担当しているので、息子を保育園へ送ることとその準備は僕が担当しています。
しかし、僕が準備を担当するとなかなか思うようにいきません。
まず息子が保育園に行きたくない等とぐずり出した時、僕だとスキル不足なのかなかなか上手く機嫌を回復出来なかったりします。
すると準備にとんでもない時間がかかってしまうためしびれを切らした妻がフォローに入ります。
そしてその後しっかり僕にお説教をしてくれます。
「なんで子どもをわざわざ怒らせるような余計なことをするんだ!」等と結構キツいことを言われてしまいます。
出勤前にこんなことがあると一日中ブルーな気持ちになるので、なんとか子どもの機嫌を損ねないように、努力するのですがなかなか上手くいかない日が続きました。
家事で起こったトラブル
僕は夕食後の洗い物を担当しています。個人的には「よし!終わった!」と思っても妻的には全く終わっていないと感じることがよくありました。
例えば、洗い物自体は終わっていても排水溝の掃除が終わっていなかったり、シンクに溜まっていた洗い物は全部終わっていてもコンロの上にあるフライパンや炊飯器の釜を洗い忘れていたりしてました。
100%完了していないケースです。
洗い忘れがあると妻から怒られるので、個人的には「なんでそんなちょっとしたことでそこまで怒る?普通に言ってくれれば良いのに」とすごく疑問でした。
また、仕事で疲れて洗い物をせずに寝てしまったことや、風呂掃除が甘かった時にも激昂するので次第にお互い疲弊していきました。
なぜ夫婦間で家事と育児を巡ってトラブルが起こるのか?
ご紹介したように育児でも家事でも揉めに揉めていた我々ですが、結論から言うと育児と家事の負担度合いについてお互いに根本的な認識のズレがありました。
もっとストレートに言うと僕は「自分は仕事もやっている割にはそれなりに家事と育児を担当している。
妻はパートとして働いているので時間が取りやすい分、育児と家事を僕より多くやるのは当然」と感じていました。
しかし、妻から見ると「夫は毎日仕事に行くだけで育児も家事もほんのちょっとしか協力してくれない。担当している家事も満足にしてくれないのは家族を大事にしていないからだ」と感じていたみたいです。
この決定的な認識の違いが、育児や家事を巡って揉めてしまう原因だったのです。
家事と育児でのトラブルを減らすために
・一日だけでも良いので、妻のやっている家事を体験してみる
僕がまず初めに実践したのは、夫婦間の大きな認識のズレを解消することでした。
具体的には、妻が一日どのように過ごしているのか、一日だけ家事や育児の担当を交代させてもらいました。
たった一日だけでしたが、とても驚いたのが妻がやっている家事の量の多さです。
朝食作りだけにフォーカスしてみても、「ただ作ってそれで終わり」という訳ではありませんでした。
・子どもの成長に大切な栄養バランスの取れたメニューを考えること
・そのための食材を用意するべく買い物を終わらせておくこと
・その後片付けと洗い物、
それが終わってようやく自分の準備が出来るという状態でした。
朝食作りに慣れていたとしても、結構大変な作業が連続するので僕としては「こんなに大変だったのか!」と驚きました。
この経験がきっかけとなり、「もしかして妻は家事と育児でものすごい負担を負っているのでは?」と気付くことが出来ました。
行動を継続しなければ、誠意は伝わらない
家事や育児に関して妻が夫に不満を感じるのは、望んだ内容をきっちり100%こなしてくれないことです。
これによって「自分が結局やらなくてはならない」という不満と、「ちゃんと家事をやってくれないのは私(と子ども)を大切にしようと思っていないからだ」という不満があるためです。
逆に言えば、家事と育児に関して妻が夫に期待するレベルをキープし続けられれば、家庭生活を円満に送れるようになるはずです。
自分の考え方をポジティブに
僕は「仕事で疲れているのに、なぜ妻からここまで家事の要求をされなくてはならないんだ」と不満を感じていたのですが、途中からこの不満を感じ続けても自分が辛いだけだし、根本的な問題を解決できません。
次第に家族の時間も自分の労力のことも考えると、このようなネガティブな考え方をしているとものすごい損だなと考えるようになりました。
逆に、ポジティブ思考になって
「妻が怒っているということは、それだけ頼りにされているってことだ」である
「本当に嫌いな相手には家事や育児の要求なんてしないよな」
と捉えるようにし、問題を一つ一つ解決していくことを心がけました。
担当している家事は責任を持って継続する
家族である以上、そこに自分の居場所を作りたいのであれば役割を全うしなくてはならないようです。
何らかの家事や育児を担当するならば、可能な限り長期間妻の望むレベルの家事をやり続けるべきです。
それが信頼に繫がり、家庭内で平和に過ごせるようになるはずです。
工夫をする
家事や育児の継続が大事という話を紹介しましたが、どうしても疲れていてやりたくなかったり、面倒臭いと思う気持ちが出てくるのは人間として仕方のないことです。
そんな時は、例えば洗い物であれば「皿一枚だけ洗おう」とか掃除機であれば「10秒だけかけよう」という風に自分に言い聞かせてみてください。
ものすごい低い目標を自分に設定してあげると、「そのくらいならやってみるか」とすいすい行動することが出来るようになります。
実際にやり始めてみると、「皿一枚洗ったからもう2~3枚洗っておくか」と思うようになり、気付いたら最後まで洗っています。
人間の心理を利用した方法です。
最後に
いかがでしたか?
育児と家事を巡って衝突することが多かった我が家ですが、僕がなるべく妻の希望に合わせて行動したことで少しだけ平和な生活になったような気がします。
僕の場合は妻が恐くて僕が行動を変えざるを得なかったので、半強制的に育児や家事に積極的に参加するようになりました。
しかし無理にでも参加出来るようになって良かったと感じます。
それは、家事などの役割を全うするからこそ気兼ねなく家で過ごせるし、育児に参加するからこそ子どもの成長を肌で感じることが出来ます。
家事や育児に積極的に参加出来るようになり、生活が充実したと感じるようになりました。

この記事はサロン生のYさんの家庭での体験をお話しいただきました。
パパ・ママで意外に考え方が違います。
この意識の違いがトラブルを招きます。
家事分担は話し合ってお互いに気持ちのすり合わせをしていきましょう。