育児サロンのよしです。
夫婦で仕事をしていると、家事や育児を分担しないとうまくいきません。
夫婦で協力していかないと片親だけがストレスがどんどん溜まっていってしまいます。
どのように育児や家事を分担するかはそれぞれのご夫婦によって違うかと思いますが、協力していかないといけないことだけは確かです。
いろいろな分担方法があるかと思いますので、この記事を参考にしながらご家庭に合ったやり方を夫婦で相談してみましょう。
目次
時間で分担
もし夫が家事も育児もできる人であれば、時間で分担する方法があります。
朝担当、夜担当のような感じで、夫婦で担当時間を分担する方法です。
例えば、我が家では夫は朝早い出動、私の出動時間はややゆっくりめということで、朝は私が全面的に家事育児をしていた期間がありました。
その代わり、夫には保育園の迎えの時間に間に合うように仕事を終わらせてもらって迎え、夕食、お風呂に入るくらいまでを頼んでいました。
私は残業の多い仕事だったので、普通に残業して帰ってきて夫と子どもたちがお風呂に入っている間に帰り、お風呂後からは夫婦で一緒にやるといった感じでした。
このやり方でしばらくやっていましたが、途中、私の仕事が変わり残業なしに帰ってこれるようになったので、朝に夫に子どもを見てもらい、帰りの保育園の迎えからは私がやるというスタイルに変えました。
幸いだったのは、夫の朝が早いのが自主出動だったので、時間の割り振りを変えれば朝に子どもを送っていくことが可能だったということです。
親の仕事をうまくやりくりして子どもに負担がかからないように調整できるのであれば、このやり方もいいかと思います。
日にちで分担
あらかじめ予定を立てられるようなお仕事であれば、家事育児をする日を曜日で分ける方法もあります。
今日は残業する日と決めて夫婦で相談しておけば、心おきなく仕事ができます。
「○時までに帰らなきゃ。」と思いながら仕事をしていると、イライラしますしミスもしやすくなります。
それに育児をしている側もいつ夫(妻)が帰ってくるのか…と待ちながらいると、それもまたイライラにつながっていくものです。
でも、曜日で分ければ相手にも自分の帰りが遅いことが伝わっていますので安心ですね。
例え仕事が定時通りに終わったとしても、夫(妻)が迎えに行くとわかっていれば、買い物してから帰ることもできます。
私もこういう時間を利用して自分の服を買ったりしていました。
夫も自分の担当外の日はスーパーでお酒とおつまみを買って帰ってきたり、特に目的もなくプラブラとあちこち巡って帰ってきたりしていました。
一応 20 時くらいまでには帰ってこようと夫婦で決めていましたので、その時間までは自由に過ごせていました。
夫婦できちんと相談して最低限のことを決めていれば安心して出歩けますね。
ただ、突然残業になってしまう系統のお仕事もあるでしょうから、お互いの仕事の系統に合わせて調整できるといいですね。
育児と家事を分担
夫婦共に定時で帰ってこれるようなお仕事であれば、育児と家事をそれぞれ分担する方法があります。
片方が家事をしつつ、もう一人が子どもと遊んだり、ご飯を食べさせたりといった育児をします。
こうやって夫婦共同でできると何事も早く進んでいきますのでとても便利です。
時々夫婦で家事と育児の担当を入れ替えたりしてみてもいいかもしれませんね。
我が家も夫婦揃って家にいれる時に夕食の準備をどちらがやるかはその時の気分で決めています。
ですので、二人とも気分が乗らないとお惣菜になることもしばしばあります(笑)。
どちらが何を担当するかは事前にしっかり決めておいたほうがいい場合とその日の雰囲気で流動的に決めてもよい場合があります。
これは御夫婦の性格や考え方によって変わってくる部分だと思います。
最初からやることが決まっていたほうがやりやすい人はあらかじめやることを分担しておけばいいと思いますし、早く家に帰ったほうが〇〇をすると決めておく方法もあります。
どれが担当になっても特に気にならない御夫婦であれば、その日の気分でやることを決めてもいいかもしれませんね。
何事も得意・不得意がある
分担するのはいいのですが、不得意なことばかりさせられると同じ量の家事でもイライラ度は全く変わってきます。
我が家は家事と育児のほとんどが分担制になっていますが、お風呂だけは夫が入れるような雰囲気で固定されてきました。
というのも、我が家の子どもたちはお風呂上がりに歯磨きをしているのですが、どの子も歯並びが悪く、仕上げきに時間がかかります。
また、2歳児は嫌がって暴れたりするのでとても大変です。
長男は歯磨きがとても苦手で歯ブラシをロに入れるとオェっとなってしまううえに、歯磨き粉も大嫌いです。
ですので、慎重に歯磨きした後に洗面所に移動し、すぐにうがいできるようにコップを持った状態でもう一回歯磨き粉を付けて歯磨きしています。
これが夫にとっては相当手間に感じるようで、「なるべくならやりたくない。」と言うので、私が担当になっています。
冬は肌がカサカサするのでボディクリームまで塗ったりしていると、お風呂上りってやることがいっぱいで手間ですよね。
さらに言うことを聞かないお年頃もいると時間もかかります。
2 歳児は私がしっかりと固定して歯磨きをしています。
時々泣きますが、気にせず泣いている間にババッと歯磨きしてしまいます。
ですが、夫はそれがかわいそうでできないといつも言っています。
ですので、お風呂は夫、お風呂上がりのもろもろは妻という分担が固定されてきました。
もちろん気分転換にと逆にすることもありますが、頻度はかなり少ないです。
育児、家事ともに得意不得意もあります。
ですので、そういうのも夫婦で相談してやりやすいほうをやることでもストレスの軽減につながります。
ニ人とも苦手なものはしっかり分担して平等になるようにしたいですね。
家事も育児も不得意の場合
旦那さんの中には「家事も育児も全くダメ」という人もいらっしゃるかと思います。それでも、一緒にやれることは必ずあります。
・·子どもの相手をして遊んであげる
・お風呂を洗う
・妻にマッサージをしてあげる
などなど、細かい部分で手伝えることが必ずあります。
また、不得意な人が手伝いやすいようにエ夫していくことも大切です。
我が家は私が洗濯物を取り込んでいますが、夫は「置く場所がわからない」と言ってやりたがりません。
ですので、夫が洗濯物を取り込むときは畳んで置いておくところまでで、収納するのは妻の仕事です。
それだけでもやってもらえるととても助かると言いつつ、やっぱり収納するだけでも面倒くさいのに変わりはないので、パジャマや下着などは畳まなくてもいいようにカゴを準備して畳まずポイポイ役げ入れています(笑)。
夫もそれになってからは、カゴに入れるものだけは入れておいてくれるようになりました。
手伝える部分をお互いに手伝うことが大切ですし、手伝い合えるように家庭内をエ夫していくことも有効な方法です。
最後に
いかがでしたか?
・朝時間、夜時間で分担して家事育児をする
・曜日で分けて仕事と家事育児を上手に両立していく
・細かく分担してスピーディーに家事育児をする
・得意分野は積極的に担当する
・不得意な分野も手伝い合えるよう、やり方をエ夫する
家事も育児もできなくても、自分の生活はしていけるわけですから、できることは必ずあります。
負担なく家事育児をしていくことはできないかもしれませんが、なるべくストレスを少なくしていきたいですよね。
大切なことは「自分だけがやってる」というイメージを作られないようにすることです。
そのためには、お互いがそれなりに家事育児を担当することが大切です。
ぜひ御夫婦で相談してみましょう。
そして、一度家庭内を見渡し、簡略化できるところがないか探してみるのもいいと思います。