育児サロンのよしです。
「子どもと一緒に野菜作りが出来たら楽しいかもなあ~」と想像を膨らます方(おそらく主にパパ)は多いと思います。
でも家庭菜園をする場所のことや、毎日のお世話のことを考えて手を出すか迷っている方は多いのではないでしょうか?
まさに僕がそうだったのですが、一念発起してマンション住まいなのにプランターを買いそろえて簡単に作れる野菜を育てたことがあります。
毎日のお世話は大変ではありましたが、子どもと一緒にプチ家庭菜園を作ったことでメリットをいくつか発見したのでご紹介させていただきます。
結論としては、「大変な部分もあるけど、家庭菜園やってみて良かった!!」と感じました。
また、一念発起するほどではない、どんでもなく簡単にできる家庭菜園の方法もあわせてご紹介します。
この記事を読んでいただくと、子どもと家庭菜園をすることのメリットが分かり、「やってみようかな~」と思っていただけることと思います。
子どもと家庭菜園をすることのメリット3選
子どもと家庭菜園をやってみて感じたメリットをご紹介します。
子どもが野菜好きになる
自分で丹精込めて育てた野菜は美味しく食べられるというのは本当みたいです。
わが家で家庭菜園をやった時はなるべく子どもと一緒に野菜の世話をしました。
朝起きてお水をあげて、夜寝る前にお水をあげるという簡単な作業ではありますが、毎日観察していると野菜はどんどん成長していくことが分かります。そこが面白いみたいです。
ある時は野菜の背丈がぐんと伸びたり、花が咲いたり、実がなったりして、子どもも「大きくなったぞ」と喜んでいました。
ことあるごとに「美味しい野菜になってね~」と話しかけていたので、愛着が湧いてきたうえに美味しそうに見えてきたのかも知れません。
収穫したトマトを食べたときは、正直オトナ的には「スーパーで買うやつより酸っぱいな」という感じだったのですが、
子どもは「美味しい!」と喜んでいました。うちの子はトマト苦手なので、やっぱり自分で育てたものは一味も二味も違うんだなあと感心しました。
物事に取り組む力がつく
野菜を育てるのは案外大変です。水やりは欠かせませんし、葉っぱが枯れてきたらその部分だけを切り取ったりします。
そして収穫できるまで短いものでも2~3週間はかかりますので、その期間は毎日必ず基本のお世話をしなくてはなりません。
一日でもサボってしまうと大変です、夏の暑い日なんかはすぐに葉っぱが枯れてしまい野菜全体が弱ってしまうことにもなりかねません。
子どもと毎日この作業を繰り返すことは、野菜を育てるという目標に向かって日々努力を積み重ねるということです。
「努力出来た」という成功体験を積み重ねることで、ほかの物事にも積極的に取り組むことが出来るようになります。
節約になる
微々たるものではありますが野菜が実ることで家計の節約にも繋がります。
ネギやシソの葉っぱは家庭菜園で育ててみてもどんどん増えていきますので、スーパーで購入する必要がなくなります。また、トマトはスーパーで買うと結構高いので、おうちで毎日収穫できる期間があると節約に繋がりますよ。
家庭菜園で育てやすいおすすめの野菜
子どもと一緒に育てるおすすめの野菜は、なんといっても子どもが苦手としている野菜です。うちの子はトマトやナスが苦手だったのでそのあたりをチョイスしました。
「うちの子特に苦手な野菜はないよ~」という方でも、トマト・ナス・ピーマンはおすすめです。
簡単に作れるし、実がなるので子どもでも野菜の成長を感じやすいと思います。
また。ネギやシソなどの野菜や、種をまくだけで20日程度で実がなる二十日大根はお世話が簡単で味も美味しいのでおすすめです。
超簡単な土も使わない家庭菜園の紹介
家庭菜園は必ず土を使わなくてはならないというルールはありません。
お水と日光だけで育つお野菜も結構あるんですよ。
例えば、身近なとことで言えばネギ。ネギって足がはやくて早く消費しないと腐ってしまうことはありませんか?
少し背の高いコップに水を入れて分葱や青ネギを入れておくと、新鮮なまま長持ちさせることが出来るんです。「ラーメンに入れるネギ、ちょっとだけ欲しいな」というときも全体を切らなくて済むので非常に便利です。
また、この方法で葉の部分を切ってもそのあとにまたネギが生えてくるのです!
また、ちょっと変わり種なものとして、ニンジンの葉っぱを育てる方法もあります。
普通はニンジンの頭の部分は切り落として捨ててしまいますよね。
しかしそれを薄いお皿(醤油皿などでよい)に水を張り、乗せておくことで、ニンジンの葉っぱがぐんぐん伸びだすのです。
この葉っぱはビタミンCが豊富に含まれていて身体にもいいそうです。細かく刻んで味噌汁に入れたりチャーハンに混ぜることもできます。
あとは豆苗です。
スーパーで売られている豆苗はおそらく種や根っこも一緒にくっついていると思います。
食べられる部分は茎と葉っぱだけなので、切り取って調理するのですが、豆苗の食べ方はそれだけで終わりません。
これまたお皿に水を張り、切り取り終わった豆苗の根っこ部分を浸すように入れます。
そうすると2~3日でまた新しい豆苗の葉っぱが伸びてくるので、再び収穫することができます。
成長スピードが非常に早いので、うちの子どもも毎日豆苗の変化を観察して「大きくなったなあ!」と感激していました。
最後に
いかがでしたか?
家庭菜園はなんとなくハードルが高いと感じている方も多いとは思いますが、案外簡単です。
子どもが野菜に興味を持つきっかけとしても大いに役立ちますので、水耕栽培からでも始めてみてはいかがでしょうか?