育児サロンのよしです。
実家への帰省、億劫だなと感じている方は案外多いのではないでしょうか?
帰省しても相手の実家だと気を遣うことが多くてせっかくのお休みなのに「なんで私だけ?」と不満を感じることも少なくないと思います。
実は、今回ご紹介する父子帰省ですが、やってみると誰もが幸せに帰省出来る方法と言われています。
僕も父子帰省をやってみたところ、またやりたいなと個人的には思ってしまうほどでした。
この記事では、父子帰省のメリットとデメリット、そして注意点をご紹介させていただきます。
この記事を読み終えると、今後帰省で悩むこともなくなるかも知れません。
父子帰省とは
「父子帰省」という言葉をみなさんはご存知でしょうか?
実は現在、父子帰省はそれなりに流行っており、実践されてる方が増えてきています。
新聞にも特集されていたりするのです。
さて、父子帰省とは読んで字のごとく、「父と子どもだけで父親の実家に帰省する」ということです。
ちょっと前までは、夫の実家に嫁が行かなんて「悪い嫁」のレッテルが貼られてもおかしくない状況でしたが、今は違います。
ダイバーシティの時代だからでしょうか、その辺は割と自由になってきております。
加えて親の世代も徐々に寛容になってきているのです。
「妻と子どもが妻の実家に帰る」という方法は昔から普通だったような気がしますが、最近ではその逆もありということですね。
父子帰省のメリット
父子帰省というとなんとなくマイナスなイメージがまだまだ抜けきらない部分もあるかも知れませんが、ここからは実際に僕が体験してみた事実に基づいてメリットをご紹介させていただきます。
嫁が気を遣わなくて良い。
父子帰省のメリットとしてまっさきに言えるのが、ママがパパの実家に行って気を遣わなくて良いということです。
年末年始やお盆など、「なんでせっかくの休みに私だけ気を遣わなくてはならないの?」と感じているママは多いと思います。
しかし、父子帰省中となるとママは家で全力でゆっくり出来るようになります。
普段休むことが出来ない状況であれば、ママにとってとても有意義な時間になるのではないでしょうか。
気を遣う嫁に夫が気を遣わなくて良い
僕は自分の実家から遠く離れて暮らしています。
そのため、年末年始やお盆などに帰省するときは、うちの子どもがまだ3歳と小さいので、長時間拘束を伴う移動に不慣れなこともあるため実家に二泊以上はしていました。
そうすると長い間うちの親やら親戚とママの顔を合わせさせることになり、だんだんママが疲れてきているのが分かってきます。
そうするとママの機嫌もそんなに良くはなくなってきますから、僕はお酒を飲む時などは「遠慮しといた方が良いのかな?」と気を遣いながら飲むようになってしまいます。
楽しめるものも楽しめないという状況です。
帰り道なんかはママの不機嫌は全開ですので、
なかなかお互いに不毛な時間を過ごしていました。
しかし父子帰省をすると、そんな心配も不要となります。
パパ自身が自分の実家で気を遣わずゆっくり過ごすことが出来るようになるからです。
親も気を遣わなくて良い。
うちの親からしたら、こればっかりは仕方ないことなのですが、うちの家族で実家へ遊びに行っても妻だけはどうしても他人なんです。
逆もまた然り、僕が妻の実家に遊びに行ったら当然僕だけが他人となります。
それは当然のことであり仕方のないことではあるのですが、実は親からしたら他人に会うメリットってそんなにないんです。
寛容でとても良くしてくれる親御さんもいらっしゃるとは思います。
しかし、実際のところ自分の息子や孫に会えればそれで十分で、他人である嫁に会う必要はなかったりします。
父子帰省だと親も気兼ねなく楽しむことが出来ます。
父親力アップに繋がる
父子帰省中は子どもの面倒をしっかり見ていくのは父親である自分だけとなります。
もちろんおじいちゃんやおばあちゃんもいるけど、育児のやり方が違ったりします。
そのため一日を通して子どもと向き合う機会となりますので、子どもとの信頼関係を作れたり、「やっぱりママ凄いな」と気付けたりします。
そういう気付きが父親力アップに繋がります。
父子帰省のデメリット
ここまで父子帰省のメリットをご紹介させていただきましたが、併せて父子帰省のデメリットもご紹介させていただきます。
嫁と実家が疎遠になるかも!
さきほどメリットの項目で紹介したように、父子帰省は嫁だけではなくいろんな人にメリットがあります。
つまり、1回父子帰省をやってしまうと機会がない限りずっと父子帰省を継続してしまう可能性があります。
すると嫁はいっそう夫の実家から足が遠のきますので、次に行く機会を見失いがちです。
絶対に行かなければならない理由がない限り嫁が着いてきてくれないというのも寂しいものがあります。
子どもが嫌がるかも
子どもはパパもママも両方とも好きです。
帰省中だけとは言え、父子帰省だと少し寂しい思いをするかも知れません。
そして、いつもママに懐いている子どもだと実現すること自体が難しいかも知れません。
最後に
いかがでしたか?
父子帰省のメリットとデメリットをご紹介させていただきました。
個人的には結構時代に合った新しい親子の付き合い方なのかなと思います。
ちなみにうちの息子(3歳)は普段ママにべったりなのですが、父子帰省中は僕にべったりになります。
子どもと良い関係を作れるきっかけにもなりますので、もし機会があればお試しください。