育児サロンのよしです。
いつも子どもの面倒を見ながら、「最近うちの子夜更かしの時間が長くなったなぁ」とか、「何回言ってもなかなか歯を磨いてくれないなぁ」などと悩んでいませんか?
実は、この記事で紹介する「楽しい習慣」を実践することで子どもの生活習慣は劇的に改善します。
なぜなら、僕も子どもの生活習慣に悩んでいたことがあり、この「楽しい習慣」を生活に取り入れてみました。
その結果、あんなに言うことを聞かなかった子どもがすんなりと行動することが増えてきて、生活習慣の改善に成功したと言えるからです。
この記事では、幼児期から子どもの生活習慣を整えることの大切さ、そしてその方法である「楽しい習慣」についてご紹介します。
この記事を読み終えると、皆さんもお子さんの生活習慣のことで悩まずに「楽しく」生活出来るようになるはずです。
目次
子どもの正しい生活習慣の基準とは?
「人間が基本的な生活を送るために必要なこと」というのがまず基準になります。
項目別に分けてご紹介していきます。
・早寝早起きをする
理想は朝6時台に起きて夜は21時台には寝るようにしたいところです。9~10時間程度の睡眠時間を確保するのが望ましいからです。
何故ならその習慣が人間本来の生活リズムを守ることに繫がり、これから心と体が成長していく子どもにとって非常に大事な事だからです。
人間の体は昼には昼の、夜には夜の働きが備わっています。
体温のリズムやホルモンのリズムなど、体全体のリズムに合わせて生活していくことが、人間の本来の能力を最も発揮しやすくなります。
人間の体内時計は24時間より少し長いので、毎朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びさせてあげましょう。
すると体内時計がリセットされて健康的な生活を送れるようになります。
・歯磨きを毎日決まった時間にする
歯を磨く習慣をつけなければ虫歯になる可能性があり、口臭の原因にもなります。
幼児期からその習慣をつけることによって、大人になってからも健康な歯を保ち続ける事が出来ます。
朝家を出る前に、そして寝る前に1回ずつは磨く習慣をつけることが大切です。
・おもちゃを片付ける時間を決める
小さい子どもは片づけが苦手です。
「まだ遊びたい」という気持ちもあるので、片づけるときにおもちゃを触ったらそのまま遊び出してしまうということもよくあります。
部屋にいろんなおもちゃが散らかってる状態というのは実は悪い面だけではなく、子どもが沢山のアイデアを生み出す力を養う事の出来る大事なポイントではあるのですが、それはそれ、これはこれです。
片づける事の出来る大人になるためには、幼児期から片付ける習慣をつけておく必要があるからです。
・ご飯を食べる時間を決める
早寝早起きにも通じるのですが、人間の生活リズムを損なわないためには生活習慣を整えていく必要があります。
そして人間が活動するのに必要なエネルギー補給である食事も、特に子どもが小さい頃はきっちり3食の時間を決めて食べさせる習慣が必要です。
それにより生活リズムの整った習慣が身につき、心と体の発達の手助けをしてくれます。
ここまで諸々ご紹介させていただきましたが、実は子どもの生活習慣を整えるためにはまず親である僕らが生活習慣をきっちり整えることがとても大事です。
悪い生活習慣はこれによって起こる!
・夜更かし
テレビやスマホなど、現代には子どもの心を捉えて離さない魅力的なツールが沢山あります。
それに子どもがハマっていると親も手がかかりませんから、ついつい見させすぎてしまうことがあります。
しかしそれによって夜更かしなどの悪い習慣がついてしまい、子どもの成長に悪影響が出てしまいます。
・おやつの食べ過ぎ
特に市販のおやつは子どもが大好きな味のものが多いので、量を制限しないと食べ過ぎてしまうことがよくあります。
その結果ご飯の時間にお腹がいっぱいで残してしまうなど、食事のリズムを崩してしまうことに繋がります。
それではいくらバランスの取れた食事を作っても、十分な栄養を撮ることが出来ないので注意が必要です。
・○○しなくても良い日が結構ある
歯磨きや片付けなど、子どものうちに身に付けるべき大事な習慣はたくさんあります。
その習慣が身につかないのは、このような原因があります。
例えば歯磨きを朝と夜にやらせたいと考えていても、朝は寝坊してしまって遅刻しそうだから歯磨きは省略しようとか、今日は夜更かししてしまって早く寝たいから片付けはカットしようというように大人がルールになってしまっているケースです。
それでは、「○○しなくても良いのか」と子どもも捉えてしまうの良いで習慣は身につきません。
それではいざ歯を磨かせようとしても、子どもも全力で拒否すればやらずに済むと考えるので、様々なことに悪影響が出て来ます。
良い生活習慣を取り入れることのメリット
・大人になってからも良い生活習慣を送れる
子どもの頃に良い習慣を作っておけば、大人になってからも負担なく良い行動を選べるようになります。
例えば、子どもの頃に片付けが苦手だからといって大人が先回りして片付けをしてあげていると、片づけられない人になってしまうという例があります。
逆に、子どもの頃から歯を磨く習慣を身に付けていれば年を取っても自分の歯でご飯を食べられるという話もあります。
・健康な体が手に入る
習慣を味方につけることによって体のリズムが整い、心身共に健康になります。
何をするにも体が資本ですから、良い生活習慣を身に付けておくことは大人になっても大いに役に立ちます。
・学力が上がる
良い生活習慣を身に付けることは、子どもの体だけではなく脳の発達にも良い効果があります。
脳の基礎体力が高くなれば、学習能力も必然的に高まるので学力が上がりやすくなると言われています。
良い生活習慣を取り入れるための「楽しい習慣」
・子どもの「楽しい習慣」
子どもはとにかく楽しいことが大好きです。
特に幼児期は自分の興味のあることにはまっしぐらに突き進んでいくことが多いです。
その特性があるため歯磨きや片づけなど、やらなくてはならない義務的なものは苦手です。
そこで、歯磨きや片づけにも「遊び」を取り入れてあげるとやらなくてはならないことにも積極的に取り組めるようになります。
例えば、やらなければならないことをサイコロに書いておき、子どもに振らせて、やらなければならないことにゲーム性を取り入れてみる等です。
他にも、出来たらスタンプやシールを貼って良いというようなゲーム性を取り入れるととてもスムーズに物事に取り組んでくれます。
子どもの好きなものはそれぞれありますので、各家庭でやり方は変わってくるかもしれませんが、共通して言えるのはやらなければならないことを最初にやり始めるハードルを下げてあげることが大切です。
最後に
いかがでしたか?
正しい生活習慣を送ることが子どもの人生にとってとても重要であることをご紹介させていただきました。
また、そのために大人が出来ることとして、子どもに楽しく色々なことに取り組ませることも併せてお伝えしました。
子どもが小さいうちは、正しい生活習慣を送ることの重要さを伝えてみても絶対に理解できませんので、大人が良い方向に導いてあげれば大丈夫です。
それがゲーム性のあるものでも、正しい生活習慣を送ることで得られるメリットを考えるとそれで良いかなと思います。