育児サロンのよしです。
9カ月頃になると赤ちゃんは上下の唇で食べ物を挟めるようになり、ストローの練習ができるようになってきます。
子どもに飲み物を飲ませているとき、「はやくストローを使えるようになってくれないかな」と感じるおうちの方は多いのではないでしょうか?
ストローが使えるようになったら、もし持ち出している飲み物を切らしてしまってもコンビニで買えるのですごく便利になります。
とはいえ、最初は保護者の方もどういう形で練習させていいのか、わからないことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ストローの練習のコツをいくつかのポイントに分けてご紹介していきます。
目次
ストローマグトレーニングはいつからやるのがいい?何才からはじめるべき?
ちょうどいいのは離乳食が始まる6カ月くらいのタイミングです。
多くの方はこの時期に離乳食のついでにストローで飲み物を飲む練習をさせ始めているようです。
赤ちゃんの成長は個人差が大きいですから、もっと早くストローで飲み始める赤ちゃんもいるかもしれません。
当然、これより遅い赤ちゃんもいるはずです。
ポイント
そのため、赤ちゃんの成長に合わせて、だいたい8カ月くらいまでにストローの練習させ始めるのがおすすめです。
子どもがストローの練習をするとき、最初から上手くいくことはありません。
むせたりこぼしたりしてしまうことが多いと思います。
ストローマグを使い始めたうちは、うまく吸えなかったり、吸い過ぎてしまったり、失敗するのが当たり前だからです。
練習を始めてからだんだんと上手になっていき、1歳になる頃にはストロー飲みができるようになっている赤ちゃんが多くなるといわれています。
ストローは失敗してこぼしたりしてしまっても、決して子どもを叱る必要はありませんし、温かくのんびり気長に見守ってあげることが大切です。
子どもがストローで飲めるようになるまでにはどうしても個人差があります。
焦らずにじっくりと練習に付き合うことをオススメします。
始めのうちはどんな飲み物がいいの?
赤ちゃんに飲ませる飲み物なのでそんなに種類があるわけではありませんが、麦茶や赤ちゃん用のジュースなどを飲ませてあげるのが良いようです。
その子によって好みは違うと思いますが、赤ちゃん用のリンゴジュースで練習する子は多いみたいです。
やっぱり甘くて美味しいからなのでしょうか、積極的にストローでも飲もうとしてくれるみたいです。
「飲みたい」と赤ちゃんが思ってくれるような飲み物を選んであげましょう。
ストローのトレーニング方法
ストローマグは赤ちゃんがストローを使えるようになるためにとても便利なツールです。
その練習をさせてあげるための工夫をご紹介していきます。
まずはストローに慣れてもらう
最初は子どもはストローがなんなのか、ましてや口に入れてもいいものなのか?分かっていません。
そこで、まずはストローを「口に入れてもいいもの」と教えてあげるつもりで、ストローをお子さまの口のそばに近づけてみましょう。
すると口に入れてなめたりかんだりして、一体これはどんなものなのか?と確かめはじめます。
最初は当然ストローを吸うことはできませんが、ストロー自体にに慣れるところから始めていくのがオススメです。
紙パックの飲料も活用する
先ほどご紹介したストローに慣れさせる、そしてストローは飲み物を飲む道具だということを子どもに教えるためには紙パック飲料を使う方法がオススメです。
子どもに紙パック飲料のストローをくわえさせ、パックの側面をおうちの方が軽く押してみましょう。
すると、子どもの口の中に飲み物が入っていき、ストローを通じて飲み物を飲むという体験ができます。
初めてやったときは急に口の中に飲み物が入ってきてびっくりし、吐き出してしまうかもしれませんがそれでも大丈夫です。
だんだん「ストローからは飲み物が出てくるんだ」ということがわかって慣れてきます。
なお、紙パック飲料の中身は水分補給にも適している麦茶や、子どもが「もっと飲みたい」と思えるような赤ちゃん用のジュース等がオススメです。
実際にストローマグを使ってみよう
子どもでも両手で持てるストローマグは、ストローの練習にとっても便利です。
そこでストローマグをくわえさせ、自分から吸おうとするか見てみましょう。
最初のうちは上手くいかないと思います。
そんな時はストローマグに入れた水やお茶を、ふだん使っているスプーンですくって飲ませてみてあげましょう。
そうするとストローマグの中には飲み物があるということがわかってくるので、子どももストローマグに親近感をもてるようになります。
だんだん慣れてきて、ストローでマグの中のものを吸えるようになっても口の中に入れているだけで、「ごっくん」と飲み込めていない可能性もあります。
その場合は辛抱強くスプーンで飲ませてあげることを続けましょう。
ストローを吸うのが上手になってきたなと思ったら、今度はストローマグの中に赤ちゃん用のジュースなど美味しい飲み物を入れてあげましょう。
すると子どもはストローマグにいっそう興味をもつようになり、ストローを吸って飲み物を飲むことに何度もチャレンジするようになります。
自ら「飲みたい」と思うようになるからです。
その経験を生かし、ジュースで練習した次の日からは水やお茶に変えても、自分からストローを吸ってくれるようになるでしょう。
体験談
うちの子は8ヶ月を過ぎても上手にストローを使いこなせていませんでした。
どっちかと言えばコップで飲む事はそれなりに出来ていたので、半ばストローはあきらめかけていたのですが、
アンパンマンの絵が描いてあるストローマグを発見して「物は試しだ」とチャレンジしてみました。
するとこれまで全くストローで飲み物を飲もうとしていなかったうちの子が肌身離さずアンパンマンのマグを持つようになり、1週間程度でストロー飲みが出来るようになっていました。
アンパンマンなどのキャラクターに頼るのもアリだなと感じました。
最後に
いかがでしたか?
ストローマグトレーニングをご紹介しました。
ストローを使えるようになると外出先でも、外食をするようなシーンでも非常に助かるので、早めに練習をしていくことをオススメします。
ストローマグは小さい子どもでも両手で持てて、ストローの練習をしやすいツールなので活用してみても良いかもしれません。