育児サロンのよしです。
子どもが何をするにも「ママと一緒にやる!」と要求してくるため家事が進まないということはありませんか?
うちは仕事が終わって子どもを保育園に迎えに行っていざご飯を作ろうとしたら、「ママ一緒に遊ぼ!」です。
「今はご飯を作っているからちょっと待ってね~」と伝えても「一人じゃあ遊べないよ..」「じゃあどうしたらいいの?」とだだをこねます。
「ご飯を食べ終わったら少し遊ぼうね」と言っても聞かず、拗ねてソファーに突っ伏していたりひどいときには泣いてしまいます。
大人げないのですが夜の忙しいピークタイムにそんなこと言われると大人げないとは思いつつ、「イラっ」としてしまいます。
youtubeを見せれば大人しくなるけど、そうすると少しだけ親としての罪悪感があります..
一人遊びが出来るようになってくれたらこっちも仕事が進むのになあと思い、「こうやって遊んでみたら」と声掛けしますがなかなか思うようにはいきませんでした。
周りのママ友、パパ友に聞いてみても案外このようなことで悩んでいる方は多いようで、中には解決出来た人もいる模様。
この記事では、おうちで出来る工夫によって子どもが一人遊び出来るようになった事例をご紹介します。
この記事を読んでいただくと、子どもにストレスを感じている人が少し解決策を見いだせるかも知れません。
子どもが一人遊び出来ない理由
子どもが一人遊びをしないのにはいくつか理由があるようです。
一人で遊んで楽しいと思えない
まだ一人での遊び方が分からなかったり、夢中になるものが周りにない子はパパやママの方に「遊んで~」とお願いしにやってくる傾向が強いそうです。
今遊んでいるおもちゃや遊び方が、パパやママと一緒にやるほうが楽しいと思えてしまうのかも知れません。
親が過干渉過ぎたから
これまで一緒に遊ぶときに、「こうしようね~」とか、「これは◯◯ということだね」というように親が先回りして結論を急ぐのは良くないそうです。
そのせいで子どもの創造力の成長を止めてしまい、一人で遊ぶのが苦手になってしまうということのようです。
絵本をあまり読まないから
絵本を読むと子どもの想像力が広がります。
すると一人で遊んでいても一人で何役もこなせるおままごとが出来るようになったり、自分の好きなことがあればそのおもちゃで集中して遊べるようになります。
少し寂しいから
二人目が生まれた後に上の子が赤ちゃんがえりすると聞くことがあります。
気持ち的に満たされていないため、もっとパパやママと関わる時間が欲しいのかも知れません。
赤ちゃんが生まれたわけでもないけどベタベタするようになってきた場合はもっと一緒に過ごす時間が欲しいのかも。
保育園の様子も気にしながらフォローしてあげたほうが良さそうです。
パパやママと遊ぶ方が楽しいから
これはパパやママのスキルが本当に素晴らしいということです。
自分を褒めてあげても良いと思います!
一人で遊ぶことが出来る子でもパパやママと遊びたいということは、一緒に遊んだ方が楽しいと感じるからです。
子どもが一人遊び出来るようになるため親が出来ること
子どもが夢中になるものを見つけてあげる
子どもが夢中になるものを見つけてあげると、一人で熱中して遊び込むようになります。
うちの子にはこれまでブロックや絵本などのいわゆる「知育系」のおもちゃをメインで遊ばせていました。
しかし児童館に行った時にプラレールに出会い、目を輝かして遊び始めたのが印象的だったので、部屋が一個つぶれるのを覚悟でプラレールを買い与えました。
すると比較的プラレールでは一人で遊び込めるようになりました。
そんなに鉄ちゃんだったっけ!?と一緒に過ごしてきた親としてもびっくりの出来事だったのですが、「ママと一緒に遊ばなきゃ嫌だ!」と言われる回数は減ったように思います。
絵本を読む機会を増やす
子どもに絵本を読むことで、子どもは想像力が働くようになります。
すると、おもちゃに命を吹き込めると言ったら大袈裟ですが、いろんなおもちゃを組み合わせて一人何役もの役をこなせるようになったりします。
お話も自分で組み立てることが出来るようになったりします。
時間を決めて一緒に全力で遊ぶ
どうしてもパパやママと遊びたい!という子どもの気持ちを解消するには、要望になるべく応えてあげるという方法もあります。
しかし「一緒に遊ぼ!」とか「◯◯して!」というお願いが延々と続いて終わらない恐れもありますよね。
そうならないためには、「この時計の音がなったらおしまいね」とか「時計の針がここまできたらおしまいね」というように分かりやすく伝えておくことをおすすめします。
今は一緒に遊べないことを丁寧に伝える
例えば平日夜のピークタイム、保育園から帰ってきて夜ご飯を作っているシーンです。
もし駄々をこねられても、「パパがお腹すかせて帰ってくるから、ご飯を作ってあげなきゃ可愛そうでしょ?だからママはご飯を作らないといけないの」という風に分かりやすく、なおかつ相手の感情が分かるような話し方をすることがコツです。
子どもが一人遊びをすることは大切
ところで子どもが一人で遊ぶことって問題ないの?と疑問に思う方がいるかもしれません。
しかしご安心ください、子どもの一人遊びは彼らの集中力を高めることの出来る最高の遊びなのです。
一人で熱中して遊んでいるとき、何かブツブツ独り言を話しながら遊んでいるかもしれません。
これは子どもが高い集中力を発揮している証拠です。
このことから、一人遊びをすることによって思考力や判断力を高めることができるというメリットもあります。
最後に
いかがでしたか?
出来ることなら、時間があって自分の身体に余裕があるのであれば、なるだけ子どもの相手をしてあげたいとは思う方は多いと思います。
しかし親は忙しい..そして人間ですから疲労やストレスが溜まると子どもに100%の対応が出来ないときもあります。
ですから、
「子どもから求められてるのに相手をしない方法を考えるなんて親失格だ..」なんて思わないようにしましょう。
何事もバランスが大事で、あまり子どもの相手をしなければ「放置」になってしまいますが、適切な一人遊びは子どもの自立を促す最適な方法と言えるでしょう。