育児サロンのよしです。
お子さんにどんな習い事をさせるかは、親にとっては悩みどころですよね?
金銭面的にも安いものではありませんし、あれこれとやらせたい習い事は思い浮かぶもののお金のことも考えると 1~2個の習い事に留めたいと思うところです。
また、親と子ではやりたい習い事が違うということもよくありますので、そこを調整するのも大変です。
今回は我が家の小2男子がピアノを習っていますので、それを例にして習い事としてのピアノのメリットデメリットについてお話します。
習い事を始めるまで
我が家の長男は人前に出るのがとても苦手なうえに体もヒョロヒョロと細く、か弱い子でした。
5歳の年中さんの時期に「体力をつけてあげたい」との思いから習い事を勧めてみました。
「プールで泳ぐのとか踊りを踊るのとかどう?」と勧めた私に、うちの5歳児は「イヤ、ピアノならやってもいいけど。」と言ったのです。
これを聞いて喜ぶ親御さんもいるとは思いますが、私個人的にはあまり喜ばしいことではありませんでした。
最初の目的は運動系の習い事をさせたかったということでしたし、私自身、ピアノに全く無関係の人生を送ってきましたので、どこでピアノ教室をやっているのかすら知らなかったからです。
しばらく夫婦で考えた結果、せっかく子どもが自分からやりたいと言ったのだからピアノを習わせようということにしました。
友人やママ友にいろいろと聞いて、個人でやっている小さい規模のピアノ教室に通わせることにしました。
小さい教室を選んだわけ
大きいピアノ教室もあちこちにたくさんありますが、私は小さい規模のピアノ教室を選びました。
まだ5歳だったので、個別にゆっくり見てもらえるほうがいいかと思ったのと、うちの子は人前が苦手だったので、発表会などがあることも考えると人数は少ないほうがいいかと思ったからです。
結果はといいますと、小さい規模でよかったと思っています。
今5歳児は小学2年になっていますが、発表会も 20人弱くらいでこじんまりしているので緊張はするらしいのですが、しっかりやれています。
それに規模が小さいため、自分一人で弾いた他にも親子で弾いたり兄弟で弾いたりする機会もあって家族で楽しめています。
小2男子以外はうちの家族は誰も習っていないのですが、現在年中の弟も連弾で(単音しか弾きませんが)出演しましたし、父親も家族の部でちゃっかり小 2男子と連弾で出演しました。
発表会前の月は毎週自分が習っているかの如く子どもも一緒に通っていました。
大きい教室だと1回弾いたら終わりだと思うので、こういうところはとても良かったと思っています。
ピアノ教室にかかる費用
どの習い事もですが、それなりにお金がかかりますよね。
私が通わせているところは月7000円です。
その他の教材代で半年に1回くらい1000~1500円くらい払っています。
その他、冷暖房費が年に1回 3000円と発表会費用が発表会直前に1回8000円でかかっているので、総額するとそこそこ払っています。
また、習い始めた頃はカバンも買いましたし、家でも練習できるようにと電子ピアノも買いましたので、初期費用はものすごくかかってます。
とはいえ、自宅のピアノはすでにある人は買う必要はありませんし、カバンも今振り返れば他のカバンで代用可能でしたので、そこは個人差が出るところだと思います。
ピアノを習うメリット・デメリット
メリット
一般的なメリットとしてはピアノの音が脳に良い刺激があるため、理解カ·暗記力が伸びます。
左右の指が違う動きをするのもピアノの特徴で、これも脳に良い影響を与えます。
特に薬指はカが入りにくく、小さい子どもだと薬指だけを動かすのは大変なのですが、ピアノは指の運動にもなりますので、脳の活性化にもつながります。
また、ピアノを習っていると音感が良くなります。
音感が悪くて困ることはないですよね。
学校生活でもプライベートでも音感が良いことは必ず何かの役に立ちます。
うちの子の場合には、人前に出る練習になっていることはとても良かったです。
偶然ですが、小さい規模の教室に通っていることも良かったと思います。
また、楽譜が読めるようになっていることはとても良いと思っています。
もしピアノを辞めたとしても、楽譜が読めることでできることは多いです。
ゆくゆくギターなど他の楽器をやりたくなったときにも役立ちます。
デメリット
一般的なデメリットとしては親が子どもにピアノを強要する形になると、それがストレスになります。
強要されてやるビアノでは、脳は活性化しません。
また、なるべく幼い頃からビアノを習わせようとする親御さんもおりますが、まずは30分しっかり座っていられなければ満足に習うことすらできません。
うちの子が通うピアノ教室の先生日く、「一番小さくて年中さんからかな。」 と話していました。
確かに、うちの子は最初 10分くらいしかピアノの前に座っていられませんでした。
途中席を移動し、音符の塗り絵をしたり、リトミックをしたり歌を歌ったりして、最後にまたピアノを弾く。
こんな感じで進めてもらいました。
うちの子は自分から習いたいと言ったくらいですから座れていたほうらしいです。
最近 2番目の子も年中になったのでピアノに触らせてみようかという話になったのですが、興味がないせいもあるのか5分と座っていられませんでした。
うちの子の場合には、小さいうちから始めたので送り迎えが必要なことはデメリットでした。
しかも自宅から少し遠いので、小学生の間くらいは少なくとも送り迎えかなと思っています。
また、ビアノ教室に同じ小学校の友人がいないこともあまりよい環境ではないかなと思います。
途中一度ピアノを弾きたくなくなった時期もあったのですが、一緒に通う友達がもしいれば違ったかなと思う時がありました。
最後に
いかがでしたか?
ポイント
・ピアノを習うと脳が活性化し、学力が上がる可能性があります。
・ピアノを習うと音感が良くなります。
・自宅で練習できるようにピアノを買うところまで考えると、初期費用はかなりかかります。
ピアノは昔から人気の習い事ですよね。
どの習い事にもそれぞれの良さはありますが、ピアノは脳の活性化と音感を鍛えるのにとても良いです。
また、人前で発表したり、学校以外の子どもたちとも触れ合ったりすることができ、子どもが経験豊かになることは間違いありません。
親御さんの希望もいろいろあるでしょうが、ぜひお子さんの意見も聞いて家族みんなで習い事を楽しんでいただけたらと思います。

習い事でピアノを考えている方はぜひご参考にしてみてください。