育児サロンのよしです。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いています。
一部の有識者は「PCR検査の件数を第一波の時に比べて増やすことが出来ているため、感染者数が多いのは当然」という見解を示していますが、陽性率も10%前後を記録するなど今後も感染者数は増え続けることが予測されます。
いよいよ他人事ではなくなってきましたよね。
そして先日、ついに筆者にも会社のお偉いさんから突然連絡が来まして、「○○さんがコロナ陽性となりました。濃厚接触の可能性のあるあなたには自宅待機に入ってもらいます」
とのことでした。
会社のピリッとした雰囲気と周囲からの視線を感じながら、これまでマスクをしっかりつけていたかを確認し、急いで荷物をまとめて会社を出ました。
わが家は共働きで、子どもも幼稚園に通っているのですぐに関係各所に連絡が必要となりました。
いざ自分たちの身に降りかかってくると、想像以上に大変なことが多かったので体験談をご紹介していきます。
ご参考にしていただけると幸いです。
目次
濃厚接触していることを告げられるのは突然
私は、その日いつも通り子どもを幼稚園に送り出し、会社へ出勤しました。
午前中に溜まっていた仕事をこなし、同僚と外で昼食をとり、社内に戻った時に部長から呼び出されました。
「先日同行した○○さんがコロナの陽性ということが分かった」と告げられ、一瞬何のことか分からずポカーンとしてしまいました。
そして徐々に、その方と同行した際に一緒に食事をとったこと、車の中でマスクを外している時があったことを思い出し、自分も何らかの対処を取っていかなければならない状態にあると気付きました。
急いで会社を早退
部長からは、急いで荷物をまとめて帰宅するよう言われました。
また、
・保健所からも言われるはずだが、自宅待機となること
・家族にも連絡をとること
・保健所から連絡が来るので、ヒアリングに応じること
・保健所の指示に従い、PCR検査を受けること
を言い渡されました。
なるべく社内の人と接触しないよう注意し、しっかりマスクを装着しなおして急いで会社を後にしました。
濃厚接触の可能性がある場合、自分から連絡を入れるのではなく、保健所から直接連絡が来るとのことでした。
妻も会社、そして幼稚園に連絡を取る
退社し、すぐ妻に連絡を取りました。たまたま妻は昼休憩に入っているタイミングだったのですぐに連絡が繋がり、そのまま職場に報告してもらいました。
すると、妻は濃厚接触者の家族にはあたるものの、妻の務める会社の社内的にはどのように対処するべきか分からないとのことで、一度保留になりました。
また、幼稚園には妻が連絡をし、状況を説明しました。
子どもが通っている幼稚園では、「家族に濃厚接触者が出た場合は、その対象者のPCR検査結果が出るまでは園児も自宅待機するように」との規定があるそうでしばらくの間子どもも休みとなりました。
ほどなく妻も会社から僕のPCR検査結果が出るまで特別休暇を取るように言われ、しばらくの間家族全員が自宅待機となることが決まりました。
濃厚接触者は、保健所からの観察対象になる
その後自治体の保健センターから濃厚接触したときの状況をヒアリングするための電話が僕にかかってきました。
コロナ陽性者の方との接触状況に関する詳細を説明し、「それでは所内で協議し、今後の対応方法を改めて通知いたします」と案内されました。
そのうえで、自宅待機中は健康状態を毎日報告する必要があるとのことでした。
担当の方が毎日電話をくれて確認する方法と、アプリから入力する方法があるとのことでしたが、この時期にとんでもなく忙しいコロナ対応をされている役所の方から毎日電話をもらうのは気が引けてアプリ入力を選びました。
濃厚接触者に関する資料をご紹介します。
参考
※私の住まいとは違う自治体ですが、分かりやすくまとまっているのでご紹介させていただきます。
https://www.city.matsudo.chiba.jp/kenko_fukushi/kansenshou/2019ncov.files/noukousessyoku_0423.pdf
(参照:家族が濃厚接触者と言われたら)
その後PCR検査の案内の連絡が来る
濃厚接触者との判定がされても、体調に変化のない場合などは2週間の自宅待機で終了する場合もあるとのことでしたが、筆者の場合PCR検査を受けることになりました。
体調に関しては変化なしで、味覚がおかしくなったような感覚もありませんでしたので「検査なしかなあ」と思っていたのですが接触状況等を総合判断して検査する必要があるとのことでした。
ここまでのやりとりは保健センターと行っていましたが、次からは保健所からPCR検査の具体的な日時場所の連絡が来るとのことでした。
2週間の自宅待機が始まる
陽性の方との最終接触日の次の日を起算日として2週間の自宅待機が始まったばかりですが、
「陽性が確定してはいけない」というようなプレッシャーを感じながら生活することになります。
陽性になったら自分の所属する営業所は閉鎖されますし会社に影響も出ます。
「陽性になったらただじゃおかんぞ」ということを言ってくる人は一人もいませんが、職場のみんなから「感染していないことを祈る」という連絡が多く来るので責任を感じてしまうのかも知れません。
そしていつもは全然話すことのないような人からも連絡が来ました。
「濃厚接触者」がどのような道筋を辿るのか、感染していないのか気になるのだとは思いますが、LINEは鳴りっぱなしで結構ストレスです...
そして保健所は感染者数が激増している今、手が回らないようでPCR検査の日時場所の連絡もなかなか来ず、検査の予約が出来たのは自宅待機が決定した翌々日でした。
子どもも暇
そんなプレッシャーを感じながら生活している僕よりも、幼稚園での生活を奪われた子どもが不憫です。
しかし僕は休みとは言え会社への体調報告や会社関係の人からの様々なLINEに返信しなくてはならないこともあり、いつものように余裕を持って遊んであげることは出来ません。
そこで完全に自分を隔離することも考えたのですが、家族で話し合ったところ「どちらにせよもうアウト」ということで、僕も子どもが家の中だけでなるべく楽しめるように工夫して行動することにしました。
最後に
いかがでしたか?
PCR検査の日時までは決まったのですが、検査結果を受け取るまでしばらくかかる状態です。
そこで次回はPCR検査の結果と、家族全員自宅待機になってしまったわが家ではどのように生活をしたのかをご紹介していきます。
そして最後に、これは幼稚園の先生からのアドバイスだったのですが、コロナ関連の話は外では誰が聞いているか分からないから話さない方が無難ということでした。
そして子どもにも僕が濃厚接触者であるということは言っていません。
周りには色んな人がいます。コロナウイルスは、ウイルス自体ももちろん危険ですが、人の怖さも目立ちます。
ご参考にしていただけると幸いです。

この記事はサロン生のIさんの体験談を話していただきました。
これだけ全国的に感染が拡大すると誰がなってもおかしくない状況だと思います。
貴重な体験でもありますので、ぜひご参考にしてみて下さい。