育児サロンのよしです。
夏場の暑い時期は入浴をシャワーで済ますという方は多いと思います。
「外出して汗をたくさんかいてきたのに、またお風呂で汗をかくなんて」と感じますものね。
それにお風呂好きな子だったら良いですが、お風呂ギライになってしまったら毎回毎回「お風呂に入るよ!」と声をかけて入れさせるのも大変だと思います。
しかし夏場でも浴槽に入るメリットがありますし、健康対策として考えると入浴はとても大切なのです。
そこで今回は、夏場のお風呂の健康効果、そしてお風呂に入りたがらない子どもに対してどのように上手くアプローチするのかをご紹介していきます。
目次
夏でも浴槽に入るべし
「夏場は日中に十分汗かいてるから浴槽には入らなくていいや」という生活を続けていると、体調の管理が出来なくなることがあります。
メモ
夏場はエアコンの効いた室内と、太陽が照り付ける外を行き来することが増えるので、大人も子どもも自律神経が乱れることが多くなり、夏バテにつながります。
この自律神経の乱れを解消するには、運動をしたり、浴槽に入って体を温めることが大切です。
これにより夏バテの症状である食欲不振、だるさ、頭痛、イライラする、無気力といったあらゆる不調を防ぐ事が出来るようになります。
また、身体の免疫力をアップ出来るので、感染症対策にも有効です。
子どもは熱いお風呂が苦手かも
夏場にお風呂に入ることの大切さが分かりましたが、実際に子どもをお風呂に入れようとすると「まだ入りたくない!」という風に抵抗してくるかもしれません。
「まだ遊んでいたいから・テレビを見ていたいから」「お風呂自体がそんなに好きじゃないから」「なんとなく」いろんな理由があると思います。
「お風呂に入ろう!」と親が声をかけてすんなり入ってくれる子はあまり多くないかも知れません。
それに、身体の小さい子どもは大人に比べてお風呂のお湯から体温の影響をダイレクトに受けやすいので、「お風呂に入ると熱くなってしんどい」という風に感じているかもしれません。
お風呂に入りたがらないときの対処法
子どもにもお風呂に入りたくない様々な理由があると思います。
お風呂が楽しくなるようにいろいろと工夫してみるのも楽しいものです。
お風呂の温度が適正か確認する
もしかしたら子どもにとってお風呂が熱すぎて入りたくなくなっているのかも知れません。
ちなみに赤ちゃんはお風呂に入れるなら37~38℃くらい(体温に近い温度)で入浴させることが推奨されています。
そしてもう少し大きくなっても小学生ぐらいまではそこまで熱いお風呂に入れるべきではなく、40度以下のぬるめのお風呂が良いとされています。
あまり熱すぎると心臓や血管に負担が大きくなってしまうので、お風呂の温度は一度確認した方がいいかも知れません。
タオルを使って遊んでみよう
ハンドタオルくらいのサイズのタオルを浴槽に入れ、パペットのようにして遊ぶと「ごっこ遊び」が出来るのでオススメです。
うちでは「タオル君」と名付けて遊んでいます。
他にもタオルをお風呂の上に平坦に浮かべて下から手を突きあげて空気を閉じ込め、「クラゲ」を作ることも出来ます。
沈めたり、手でぎゅっと握るとブクブクと泡が出て潰れるので、子どもは大喜びです。
バスボールを使ってみる
子どもはおもちゃが大好きです。
そこで「どうしてもお風呂に入りたくない!」という日はおもちゃが中に入っているバスボールがオススメです。
いろいろありますが光るアヒルなんてどうでしょうか?
見た目可愛いし、綺麗に光るのでいつもと違うお風呂を楽しむ事が出来ますよ。
うちの子のお気に入りです。
ジュースなどを飲んでみる
「どうしてもお風呂に入りたくない!」という時は、冷たいお茶やジュースをお風呂で飲んでみるのも効果的です。
あまりやりすぎて癖になってしまうと良くありませんので、臨機応変にやってみると良いかもしれません。
最後に
いかがでしたか?
夏場でもシャワーで済ませるのではなく浴槽に入ることで、夏バテを防ぐ事ができ、大人も子どもも健康を増進できることをご紹介しました。
子どもがお風呂に入りたくないというのはどこのお家でもよくあることです。
あまり気にせず、うまく誘導したり今出来る対処法を実施していくことが大切です。