育児サロンのよしです。
コロナウイルスの影響で学校によってはパソコンなどのデジタル機器を活用してオンライン授業を導入しています。
長引く臨時休校に備え、また今後緊急事態宣言が解除された後も第二波・第三波がくる可能性も残っています。
子どもたちの勉強が送れないよう、そして2020年からの教育改革に備えるためにも各家庭でもデジタル機器の準備をしておく必要がありそうです。
この記事ではオンライン記事についての概要ならびに必要となる機器やソフトをご紹介いたします。
オンライン授業とは?
オンライン授業と一口に言っても大きく分けると二種類あります。
メモ
一つが、先生と生徒の双方でコミュニケーションが取れる環境で行われる授業です。
例えばZOOMや、Office365Teamsなどのソフトを活用して授業が行われます。
メモ
二つ目が、オンデマンド型の授業という形で、先生が一方的に講義をするタイプの授業があります。
生徒が分からないことを質問する際には、授業終了後にチャットなどで行います。
オンライン授業を受けるのに必要な機器とソフトは?
パソコンやスマホ、タブレットなどのデジタル機器
オンライン授業は映像と音声を使って聞くことになるので、パソコンやスマホ、タブレットが必須になります。
Wi-Fi環境
オンライン授業はZOOMやOffice365Teamsを使用して行うので、大きな通信量が必要になります。
また、Youtubeにアップされた動画やライブ配信を見る機会も増えますので、通信料は定額の方が安心です。
通信環境はWi-Fi接続がオススメです。
ソフトは特に購入したりする必要はない
ソフトに関しては学校側から「○○にログインしてくださいね」というような指示があり、基本的に生徒側が何らかのサービスを契約したり料金を支払ったりという必要はなさそうです。
ZOOMなどは大人数を参加させる場合は学校側がまとめてサービスの契約を行うので、生徒側はデジタル機器とWi-Fi環境を用意すれば大丈夫です。
スマホやタブレットでもいける?
気になるのが、スマホやタブレットでもオンライン授業を受けられるのか?ということだと思います。
最近は誰もがスマホやタブレットを持つようになっていますので、パパやママのスマホやタブレットを使ってオンライン授業を受ける子どもも増えています。
スマホやタブレットにはインカメラやスピーカーが内蔵されているので、ZOOMなどを使って意見を発言したり、授業を聞いたりということも簡単に出来ます。
逆にパソコンで旧型モデルなどはインカメラやマイクが内蔵されていないパターンも多くありますので、スマホやタブレットの方がオンライン授業をしっかり受けられることもあります。
しかし、注意点も三つほどあります。
注意
一つは、スマホなどはお手軽に授業を聞けて良いのですが画面が小さいため、長時間の視聴は子どもの目に大きな負担がかかります。
また、パパやママも長時間スマホが使えなくなるので緊急の連絡が取れなかったりと不便なことが多いかもしれません。
タブレットであれば画面が大きく、カメラもマイクも内蔵されているのでその問題は解決できそうです。
注意
二つ目の注意点は、2020年から小学校でプログラミング教育がはじまるのでパソコンが必要になる可能性が高いということです。
そのため、専門的な授業に関してはスマホやタブレットだけでは十分に受講できないかも知れません。
注意
三つ目の注意点は、スマホやタブレットはフリック入力がメインとなるのでタイピングを習得するのは難しいということです。
これからの時代はいっそうパソコンを使う機会が増えると思いますので、可能であればパソコンを用意してあげるのが一番学習しやすいと言えそうです。
オンライン授業のメリット
僕ら親世代からするとオンライン授業なんて受けたことのない方が大半ですから、いまいちどんなものなのか分からなかったりします。
本当に授業っを受けて勉強できるものなの?と疑問を持たれるかもしれません。
しかしオンライン授業ならではのメリットもたくさんあるのです。
・いつでもどこでも授業を聞ける
・自分のペースで学習ができる
・デジタル機器の扱いに強くなれる
・移動することがないので時間的余裕が出来る
・今回のコロナウイルスのような感染症が流行した時に自宅から出ずに感染拡大を防げる
というように、デジタル機器の強みである「便利さ」をメリットとして存分に感じる事が出来ます。
これまで台風やインフルエンザによって起こっていた休校・学級閉鎖もオンライン授業によって回避できるようになるかもしれません。
子どもたちが継続して勉強できる環境が用意できるのは大きなメリットです。
オンライン授業のデメリット
オンライン授業にもデメリットがあります。
・リアルタイムでの質疑応答が出来ない
・家には誘惑が多いので集中するのが大変かも
・デジタル機器を使うので目が悪くなりやすい
やはり教室に行ってこそ、先生と他の子どもたちと一緒に授業を受けるからこそ学べることはたくさんあります。
実際の授業は先生や他の子達の「目」があり、いわば社会に参加する練習をするようなものなのでオンライン授業では学べないものになります。
オンライン授業は便利ですが、それだけでは総合的な学習をするのは難しくなるので今後はリアルとオンラインを組み合わせて行くことが大切になりそうです。
実際のオンライン授業の雰囲気
オンライン授業、実際どんな雰囲気なのかご参考にしていただくためにいくつかサンプルをご紹介します。先生も子どもが興味を持てるよう工夫して授業をしてくれているので見ていて面白いです。
(参照:小学生理科 太陽の動き)
(参照:漢字の雑学)
オンライン授業ではコミュニケーションはとれるのか?
残念ながら、オンライン授業ではリアルタイムでのコミュニケーションは難しいです。
例えばZOOMでは比較的誰が発言して他のみんなは視聴するということがスムーズにしやすいですが、リアルほど簡単にはいきません。
しかし、授業の最後にまとめて質問を受けつけて先生が回答をしてくれるという場面もあるので、コミュニケーションが一切取れないということはありませんのでご安心ください。
最後に
いかがでしたか?
オンライン授業は今後コロナウイルスが終息した後もスタンダードになりそうです。
特に風邪などの理由で学校を休んでしまった子が授業の遅れを取り戻すためだったり、台風などの自然災害や学級閉鎖が起こりそうなときにオンライン授業を活用できるかもしれません。
これからは子どももデジタルへの理解を深めなくてはならない時代になるので、保護者はしっかりサポートをしてあげる必要がありそうです。