育児サロンのよしです。
最近は、子どもの習い事は非常に多種多様となり、2020年の教育改革の影響もあってか英語教育やプログラミングを学べる教室も増えてきております。
他にも勉強関係だけでなく、ピアノやダンス、スイミングスクールなど、やらせようと思ったら子どもにはいくらでもやらせたくなるような魅力的で本人の成長に効果的な習い事が多いですよね!
いくらお金と時間があっても足りないような気がします。
周りでも何らかのスクールに通っておられるお子さんは多いのではないでしょうか?
しかし、習い事はたくさんやれば良いというモノではありません。
本人がやりたいと思っていないのに無理やり通わされている状態になっているという問題もあります。
それでは習い事の効果はありませんし、そもそも親が子どもに出来ることってそれだけではないような気がします。
そこで今回は、スクールに通わせることなくおうちの方が子どもへの接し方に一工夫するだけで、子ども自身がちょっと考える力が増えたり、物事における感覚を養うことが出来るという事例をご紹介していきます。
目次
習い事はお金がかかる
言わずもがな、習い事に通わせるとお金がかかります。
参考
上記の資料によると!
公立では中学3年生で約43万5千円、私立では小学6年生の約74万円が学校外でかかる学習費(習い事など)のデータとしては最も大きくなっており、みなさん習い事に多くの費用をかけていることが分かります。
実は今すぐパパやママも先生になれる
子どもの能力を高めるために出来ること、それは何も高いお金を払ってスクールに通わせなければならないことばかりではありません。
極端な話、パパやママが日常的に子どもへの関わり方を工夫するだけでお金をかけずに知育が出来るのは事実です。
勉強は何も机に向かってするものばかりではありません。
それこそ今から工夫次第で出来ることも沢山ありますので以下にご紹介していきます。
数の概念を理解するために
もう少し大きくなって算数や数学を学ぶのは結構大変で、苦手意識を持ってしまう子も多くいます。
しかし、算数や数学を学ぶ前に「数の概念」を自分の中に落とし込んでおくことで、学校での算数や数学の勉強に対して興味をもって意欲的に取り組む事が出来るようになると言われています。
さて、数の概念を根本から子どもに分かってもらうにはどうしたら良いのでしょうか。
数は人間が社会生活を送っていく際に、いたるところに存在していますし役立っています。
時間、調味料の量、おやつの数、どのくらいの距離を走るのかというように例を挙げるときりがありません。
つまり、子どもが幼少期から日常生活を送らせるうえで数について少し考える機会を与えてあげるのがポイントです。
例えば、お昼ご飯にピザの出前を頼んだとします。
そこで残りが4切れになった時に、子ども・パパ・ママで食べたら何切れ残る?
というような会話をすることで、「4-3=1」を実体験できます。
子どもと一緒におにぎりを握る時、家族3人2こずつ食べるとしたら何個握れば良いかな?
であれば「3×2=6」が分かります。
そんなに早くから数式自体を理解させる必要はありませんが、その根本となる数の現象を経験させておくことで学校に入ってからの算数・数学の勉強がはかどるようになります。
お金をかけて幼少期から算数系の勉強をさせるよりも、リアルな数に触れ合える方が物事の表面だけでなく根本を理解できるようになるので今すぐ無料でできる幼児教育としてオススメです。
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何個集めたらどんな形になるのか?
そしてどんな重さになるのか?
数の中でも「図形と質量」についての理解を深めることが出来ます。
ひらがなを覚えるために
ひらがなも机に向かって覚えた方が良いものというイメージはありますが、これも日常生活の中で子どもの興味を引き出すことがとても大事です。
興味がなければ「文字を読もう、文章を読んでみたい」という気持ちにはなりません。
そこで、例えばおやつのパッケージで「えびせん」と書いてあったら一緒に読むとか、お散歩していていつもの道で看板があったら「なんて書いてあるかな?」
公園に貼り紙があったら「一緒に読んでみようか」というように実際にある「生きた文字」を利用するのがオススメです。
子どもは、結構大人のやってることに興味を持ちますので、大人が普段利用する文章の中のひらがなを一緒に読むようにしてあげるとひらがなの勉強にとても効果的です。
想像力を養うために
人は生きていくうえで「この後どんなことが起こるんだろう?」「この人はどんな気持ちなんだろう」ということを想像しないことはありません。
その想像力を身に着けさせるために絵本の読み聞かせは非常に効果的です。
絵本と言えば値段が高い気がしますが、図書館に行けば厳選された子どもの心にとても効く絵本が沢山あります。
どんどん一緒に読みましょう。
毎日1冊以上読む習慣を持っておくと、本を沢山読むことに抵抗感のない子になりますから、将来の役に立つこと間違いなしです。
もちろん想像力に限らず言語能力も発達させられる貴重な機会になるので、多くの本と触れ合える環境を用意してあげることをオススメします。
最後に
いかがでしたか?
お金をかけずに家で出来る知育をご紹介しました。
何事も子ども自身が興味を持って取り組めるようになることが一番ですから、まずはわざわざお金をかけなくともおうちで学ばせられることは沢山あります。