育児サロンのよしです。
今、お子様がいるご家庭で共働きをしていますと答える人の割合は、約7・8割と言われており、ほとんどのご家庭が夫婦ともに働き家庭を支えています。
お子様がいるご家庭で、普段パパはどれだけ育児に参加していますか?
働いているママは、家事に育児に仕事と毎日てんてこ舞いしています。
朝早く起きて家族の食事を作り、食べている間洗濯物を干して子供の準備、帰ってきたら家事をやって等やることが盛りだくさんです。
しかし、そんな時に子供たちがママにばかりくっついていると家事も捗らず、疲労も溜まりイライラしてしまいます。
ママの負担が大きくなればなるほどストレスも溜まって夫婦の関係も悪化してしまう事もあります。
では、共働きの場合どうすれば家事と育児を両立させることができるのでしょうか?
仕事と育児の両立のコツを解説します。
目次
家事の分担をしましょう
まずは普段やっている家事を分担してみましょう!
例えば、料理が好きというパパに、週末だけ料理を頼んではいかがでしょう?
普段はママの美味しい手料理で満足している子供たちも、パパが作ったというだけでまた雰囲気も異なり食べることが楽しくなります。
手の込んだメニューではなくても、ホットプレートを使用してパーティみたいに楽しくワイワイ食べるのもまた気分は異なります。
子供がいると朝がとにかく大戦争!
食事の支度に片付け、子供の準備などバタバタしています。
そんな時にパパがお子様の支度を手伝ってあげるだけでも、その時間が空くので洗濯物を干したり、ママの仕事へ行く支度が出来たりします。
また食べた食器をシンクへ持っていくだけでも後片付けはぐっと楽になります。
朝のバタバタでお互いイライラしますが、少しフォローしあう事でイライラしたり喧嘩することも少ないはずです。
休みの日はスマホばかりいじっていませんか?
特に土日休みの方は、お子様も土日は家にいる事も多いでしょう。
天気がいいと公園へ行きたいと駄々をこねるお子様もいますが、パパが子育てよりもスマホばかりでは家庭の空気も悪くなります。
少しの時間外でお子様と遊ぶだけでも、その間ママは一人の時間が出来ます。
溜まった家事も捗り、コーヒーをゆっくり飲む時間も出来る為、心に余裕も生まれます。
夫婦間のコミュニケーションも重要です
お互いイライラしていると、つい言ってしまう厳しい一言ありませんか。
家事になれていないパパに「駄目ね」や「余計な事しないでよ」と言ってしまった。
疲れているママに「俺だって仕事で疲れているんだよ」「それくらい主婦なんだからやるのは当然」と厳しい言葉がつい出てしまうかもしれません。
しかし、使い方によっては相手を傷つけるだけではなく、せっかくやっていたことも自信がなくなり、手を出せなくなるケースがあります。
特に男性は女性と異なり料理や洗濯など家庭のことは慣れていません。
では、どうすればいいのか?
まずは手伝ってくれたことを素直に感謝の気持ちを伝えましょう。
洗濯の畳み方が少しおかしくても、怒らないで手伝ってくれたことをまず感謝します。
食器洗いもやり方が違うとイライラしてしまう事もあります。シンクが水で汚れるかもしれませんが、怒らず有難うと伝えてください。
育児や家事で疲れているママに、俺も仕事で疲れているという言葉は行けません。
ママも普段家事や育児、仕事で疲れています。
「お互い普段の感謝の気持ち」や「何か手伝おうか?」などのちょっとした気遣いのある言葉をかけあうなど夫婦間のコミュニケーションは重要になります。
育児はお互い協力しましょう
特にまだ夜泣きがある場合、疲れている体に鞭を打ち、ミルクや母乳を上げたりオムツを換えたり大変です。
ハイハイしたり歩き始めの子がいると家事も思うようにいかないので、お母さんの負担は更に大きくなるでしょう。
夜中の育児もママにばかり任せるのではなく、長時間あやしても泣き止まない場合は、あやすのを交代するなど協力するだけでもママの精神的な疲労も少しは軽減されるでしょう。
何も手伝わず「うるさいから何とかして」というのは火種のもとになるので注意をしましょう。
また平日夜中はママは面倒を見ているという場合は、パパが休みの日は日中少しでもお子様の面倒を見れば、ママは体を休めることが出来ます。
1~2時間でもいいので、「少しお昼寝しては?」と優しい言葉をかけてみませんか。
お子様の人数が増えると、おもちゃで部屋が汚れたり大変です。
このおもちゃの片づけも意外と疲れます。
お子様が年少さんなどある程度大きい場合は、お子様と一緒に片付けをしたり、一緒にお風呂に入ったり添い寝をするだけでも家事は捗ります。
最後に
いかがでしたか?
育児や家事に仕事と普段1人3役を履いているママにとって、これらのことを全て熟すことはとても大変です。
体も心も疲れていると、自分に余裕がなくなるため家族に対してもきつくなり、夫婦間の関係も悪くなってしまいます。
「どこまで手伝えばいいのか?」「普段どうすればいいのか?」など、こういった内容を落ち着いた時に2人でゆっくり話し合ってみましょう。
話し合いをすることでお互いの知らなかったことも見え、コミュニケーションにもなります。
また、お互いにやってもらうのが当たり前と考えてはいけません!
まずはお互いが感謝しあえるような関係になりましょう。
ちょっとしたことでも「ありがとう」と言われれば気分が悪い人は少ないかと思います。
「いつも手伝ってくれてありがとう」など、ちょっとした言葉をかけあう事で、いざとなった時も上手くコミュニケーションが取れ、家事や育児の分担もスムーズにいくかもしれません。
育児は片方だけではうまく行きません。
どちらかに任せっきりではなく、夫婦で協力し楽しい育児にしましょう。