育児サロンのよしです。
わが家は年少になる息子と妻と僕の3人家族です。
最近では落ち着いてきていますが、子どもが生まれた後は何かとトラブルが多く、育児や家事のやり方やお互いに担当する量など様々な事で揉めまくっていました。
僕も大いに力不足だったのですが、産後明らかに態度が変わってしまった妻に対して困惑してしまう日々が続いておりました。
家事や育児のやり方、方針についていろいろと考えたり、考え方をすり合わせたりするようにしましたが、簡単には解決することは出来ませんでした。
そこでどうしてあの時そんなに怒っていたのかをオブラートに包みながら聞いてみました。
今回は、産後のママがどうしてそんなにイライラしているのかをご紹介していきます。
目次
妻に聞いてみた
「○○が生まれてからしばらく、ものすごくイライラしてたけど、最近は結構どっしりしているというか優しくなったね」
「・・・」
(やばい、地雷だったか..?)
ということもありましたが、妻はその時の気持ちを教えてくれました。
「今でも別にイライラすることは多いし、だけどただ単に我慢しているだけ。あなたに対しても言わないようになっただけだから。」との答えが。地雷でした。
生活が激変してしまったから
続けて妻は教えてくれます。産後当時は生活が激変したことで、とにかくストレスを感じやすくなったとのことでした。
これまで仕事に行って帰って美味しいものを食べてお酒を飲んでという生活が出来なくなったということももちろんあるけど、子どものことを思うと周りの大人たちのわが子への対応がすごく雑に見えたり、信頼も出来なくて自分しか信じられなくなった。でも自分のこともあまり信じられないこともあって、孤独だった。
と言います。
重たい責任を一人で背負いすぎて、大きなストレスを感じていたとのことです。。
先の見えない不安を感じるから
妻は続けます。初めて子どもと一緒に過ごす生活は、いつまでこの生活が続くのか分からなくないということもあり、すごく不安でストレスを感じたそうです。
「何が完成するのか全くわからないピースの多いパズルを延々とやり続けないといけない気分」だったそうです。
子どもが可愛いのはもちろんなんだけど、可愛くて大切な子どもだからこそ責任を感じて不安になってしまうという状態だったとのことです。
体調が悪いから
そして妻は産後も体調があまりよくならず、寝ていても休んでいてもしんどかったという時期があったようです。
ホルモンバランスの乱れなどの原因もあったとは思うけど、とにかく体調が良いときがなく、そして子どもの世話が忙しくて自分のケアは二の次になってしまい、ストレスがなくならない悪循環に陥ってしまったとのことです。
この状況では家族に対して優しい態度なんてとれるはずがないですよね...
どうやって乗り切ったか
その産後の大変な状況をどうやって乗り越えられたの?と聞いたところ、
「いや別に乗り越えられてはいないよ」とのことでした。すみません。
ただし、「慣れた」ことである程度周りにも普通に接する事が出来るようになったと言います。
なるほど...慣れも大切なんだなあ。と感じつつ、何か慣れるというかその境地に入ったことのキッカケはあったのか聞いてみました。
すると、そのきっかけとは、
ポイント
・子連れで旅行に行ったとき、この状況でも大人が楽しむことは出来ると気付いた
・子どもが2歳になった頃に、赤ちゃんだった時の写真を見ていたら、「育児って結構あっという間に終わってしまうかも」と感じた
・言い続けたことによって若干は夫の育児と家事の精度とタイミングが改善されてきた
・育児は完璧じゃなくても良いと、テキトー母さんを読んで気付いた
とのことでした。
なるほど..自分自身で解決した部分もありつつ、周りのサポートも、若干で申し訳なかったのですが必要であることが判明しました。
育児や家事を妻にすべて丸投げするのではなく、夫ももう一人の主体者として積極的に行動することが大切と言えそうです。
そして、夫は妻の大変さをしっかり理解しておくことが大切です。
「○○してもらって当たり前」なんてことはありませんね。そして感謝の気持ちを伝えること、それでも妻の不満は100%取り除くことは難しいということを理解しておく必要がありそうです。
(参照:「テキトー母さん」流子育てのコツ 著 立石美津子)
最後に
いかがでしたか?
勇気を出して、妻になぜあの頃イライラしていたのか聞いてみた内容をご紹介させていただきました。
「なるほどそんなことを考えていたのか」と感じた部分もあり、「もっと僕が出来ることはあったな」と反省することもありました。
今後出産を控えているところのパパや、産後のガルガル期に悩んでいる方は是非ご参考にしていただけると幸いです。