育児サロンのよしです。
「子どもを美容院に連れていくのがめんどう・・・。」
「費用もかかるから、美容院の回数はなるべく減らしたい。」
子どもの髪の毛を自宅でセルフカットしてみませんか?
コツと方法をマスターすれば、簡単におうちでセルフカットが可能なんです。
体験談を交えながら、あると便利なグッズも合わせて紹介していきます。
用意するもの
まずは準備しておきたいものを紹介します。
- カット用はさみ
- すきばさみ
- コーム
- クリップ
- 散髪ケープ
はさみ2種類とコームが入った「さんぱつセット」がおすすめです。
普段使いのはさみではなく、ヘアカット専用のはさみを準備しましょう。
すきばさみは種類によって「すき率」が違います。
「すき率」の少ない物を選ぶと、失敗が少ないです。
「散髪ケープ」は楽しい絵のついたものがいいですね。
首を下に向けてほしい時(襟足のカット時など)に絵で注目を引くことができます。
カット方法(男の子・女の子)
具体的なカット方法を男の子・女の子別にお話します。
男の子
まず、髪の毛をパーツごとに分けて考えます。
- 前髪
- 耳まわり
- えりあし
この3パーツがすっきりしていれば、整って見えます。
各パーツのカット後に、全体のバランスを確かめて、毛量の調節をするようにします。
パーツをクリップで区分けしてからはじめていきます。
ポイント
<基本のカット方法>
人差し指と中指で髪の毛をはさみ、はさんだ部分だけをカットします。
少しずつはさんでカットする方が髪の毛が逃げにくいです。
ななめ45度にはさみの先を入れてカットします。
カットする順番は、横→後ろ→前がいいと思います。
基本のカットを繰り返しながら、コームでとかして長いところをカットしていきます。
耳の上とえりあしがつながるようにするのがポイントです。
また前髪は、はさんだ髪の毛を持ち上げすぎると、思っているより短くなってしまいます。
なるべく顔に近いところではさんでカットした方が自然な感じに仕上がりますね。
はてな
<バリカンは上級者?>
男の子の場合、バリカンを使えばきれいに仕上がるのでは?と思いますよね。
確かに一気にカットできるので便利なんですが、同時に失敗するリスクも潜んでいるんです。
必ず一番長いアタッチメントから使用し、徐々に目的の長さに持っていくようにしましょう。
使った後のメンテナンスも忘れずに。
女の子
女の子の場合は、以下の3パーツに分けて考えます。
- 前髪
- サイド
- うしろ
前髪をさらに真ん中・両サイドに3分割し、真ん中の部分からカットします。
基本のカットで真ん中が仕上がったら、真ん中のラインに合わせて両サイド部分をカットします。
前髪とサイドのつながりに注意します。
サイドを長めに残したいなら、前髪の両サイドも長さを残してあげると、自然な感じにつながります。
うしろをカットする時は、下を向いてもらうとやりやすいと思います。
カットの注意ポイント
セルフカットの際の注意点をお伝えします。
じっとしていられる環境の準備
ゆっくりカットできれば失敗も少ないのですが、子どもは長時間じっとしていられませんよね。
DVDや動画など、気をそらすための準備は必ず行いましょう。
コンディションに合わせる
カットの順番は特に気にしなくてOKです。
子どものコンディションに合わせて、「今日は前髪とサイドだけ」とか、「えりあしをそろえるだけ」でもいいと思います。
乾いた髪でカット
プロがカットする場合髪の毛をぬらしてから始めますが、セルフカットの際は乾いた状態でカットするのがおすすめです。
濡れた状態だと髪の毛が長く見えてしまい、切りすぎてしまうからです。
何よりも全体の仕上がりが大切なので、乾いた状態の方がバランスがとりやすいです。
慣れてきたら、ぬらしてカットする方法に挑戦してみてください。
すきばさみの使いすぎに注意
すきばさみは使いすぎると切りそろえたつもりが、ふぞろいに見えてしまうことがあります。
内側の髪の毛をすいて様子をみながら調節するようにしましょう。
我が家の体験談
我が家では、次の美容院までのつなぎとして、前髪とサイドはよくカットしています。
特に女の子の場合なら、結んだり、ピンでとめたりできるので、少々の失敗は気にせずカットしていましたね。
美容院に行った時には、美容師さんの手元の動きをよく観察して、カットのコツを聞いたりしています。
回数を重ねると、それなりに腕も上がり、大胆にカットできるようになってきます。
美容院にすぐに行けない時のワザとして習得しておいて損はないですね。
最後に
いかがでしたか?
子どもの髪の毛を自宅で上手にセルフカットする方法をお話してきました。
- 基本のカットで各パーツの長さ・量を整える
- すきばさみの使いすぎ、髪の持ち上げすぎに注意
- カットする順番にはこだわらず、子どものコンディションに合わせる
最初はこわごわカットしていた私も、今では何の躊躇もなくザクザクいっちゃうことができます。
カットのスキルを身につけて、美容院と上手に併用していただけたらと思います。