育児サロンのよしです。
私は今、コンタクトをつけています。
昔から視力が悪かったのです。
小学生低学年くらいまでは視力は良い方だった記憶があるのですが、いつの間にか視力が落ちてました。
うちの子は視力検査をしたところ今のところは問題なさそうだったのですが、現代の周りの環境を考えるととても心配です。
知り合いのママが、「うちの子、弱視ということが分かってメガネをかけることになった」と言っていました。3.4歳くらいの小さいうちから視力に問題がある子どもも増えているように思います。
ここでは子どもの目が悪くならないためにどのような対策がとれるのか、そして視力に問題が出て来たときにどうすれば良いのかをご紹介します。
子どもの視力に問題がある状態とは?目が悪い可能性のあるサイン
・何かを見るときに極端に近付く
よくあるケースとして、好きなテレビや興味のあるものを見るときに極端に近づいているというのが挙げられます。これは近視のサインです。
他にも本などを読むときに顔を斜めにして見るなど、乱視のサインもあります。
・近くのものを見た後に疲れを訴える
しばらく絵本を一緒に読んだ後など、疲れたと言ったり頭痛を訴えるケースがあります。
近視とは逆に、遠視の可能性があります。
なぜ子どもの目が悪くなるのか
では、なぜ子供の視力が落ちるのでしょうか?
原因を見ていきましょう。
環境的要因
現代社会ではスマホやタブレットはなくてはならない必須アイテムです。
そのため、今の子どもたちは幼少期からスマホやタブレットに触れる機会が多々あります。
YouTubeなど子どもが大好きなコンテンツも沢山あるので、どうしても長時間見てしまいがちです。
また、夜寝かしつけをするときにパパやママがスマホを触っているケースもあります。
原因ポイント
スマホが大好きな子ども達は暗い部屋でも画面を凝視するので、知らず知らずのうちに目を酷使しています。
その結果視力の低下に結びつくことがあるようです。
遺伝的要因
スマホやタブレットはあまり見せない。
テレビも離れて見せるというように子どもの視力が低下しないように環境を整備していても、弱視の症状が現れることがあります。
その場合、詳しくはまだ解明されていませんが遺伝の可能性もあります。
統計的なデータでは、両親が共に近視の場合通常より8~9倍の確率で、片方が近視の場合5~7倍の確率で子どもの目が悪くなると言われています。
子どもの弱視の原因には、遠視や乱視、斜視などがあります。
赤ちゃんの目は、生まれてすぐの頃は光しか認識出来ないようになっています。
そして日が経ち成長するにつれて視力が発達していきます。
外からの光が網膜に像を結ぶことで、視力が発達します。
しかし、遠視や乱視が原因となってしまい、
正しく刺激が網膜に伝わらなければ視力の発達が不十分になってしまいます。
また、斜視や視力の左右差が原因となり、片方の目ばかりでものを見てしまうと、あまり使っていない方の目の視力の発達が遅れてしまうケースがあります。
このように目が悪いという症状が生まれつき起こることも考えられます。
子どもの視力低下を防ぐために対策出来ること
現代社会は目が悪くなりやすい環境ですが、工夫することで視力低下を防ぐことが出来ます。
スマホやタブレットを長時間使わせない
どうしてもスマホやタブレットは子ども人気の的です。
YouTubeを好きなだけ見せていると、平気で半日以上見つづけてしまいます。
テレビも同じです。
長時間目を酷使し続ける状態になると発達途中の子どもの目には大きな負担がかかります。
ですので、見るときは1回30分だけなどのように時間を決めて与えるのがおすすめです。
寝る前にスマホをいじらない
明るい部屋でスマホやタブレットを見ているのはまだ良い方です。
僕もついついやってしまうのですが、寝る前に部屋を暗くしてからもベッドでスマホを触っていると子どもがのぞき込みに来ます。
暗い部屋で明るい画面を見るのは目に大きな負担がかかります。
視力低下に繋がるのはもちろん、睡眠にも悪影響を与えるため寝る前にはスマホを触らないようにしたほうが良さそうです。
子どもの視力が低下してしまったときの対策、解決方法
・子どもの視力低下のサインを見逃さない
子どもの視力が低下している状態で適切な対策を取らずに放置してしまうと、余計に目が悪くなってしまいます。
何かを見ている時に目を凝らす、極端に近付く、疲れを訴える等の様子があれば早めに小児眼科を受診する必要があります。
そこで対策を取ることによって視力が発達し、将来眼鏡が不要になることもあります。
・食べるものを工夫する
子どもの目の老化防止のため、抗酸化作用のあるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの豊富に含まれる食品を摂るようにしましょう。
ビタミンAが豊富に含まれる食品
にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、ニラ、春菊、小松菜、ピーマン、うなぎなど。
ビタミンCが豊富に含まれる食品
レモン、ゆず、いちご、赤ピーマン、大根やかぶの葉っぱ、じゃがいもなど。
ビタミンEが豊富に含まれる食品
アーモンド等のナッツ類、ごま、西洋カボチャ、たらこなど。
いつものスーパーで手に入りやすい食品も多いのでおすすめです。
外遊びの時間を増やす
太陽の光が近視を抑制するのに重要な働きをすると言われています。
そのためには外遊びの時間を増やせば良いのですが、その目安としては一日に2時間程度、1週間で14時間程度太陽光を浴びるのがおすすめです。
最後に
いかがでしたか?
子どもの視力が低下する要因、そしてその対策をご紹介しました。
特に気をつける必要があるのは、視力が低下している状況を放置することです。
その時に適切な処置を取らずにいると、せっかく回復するものもしなくなってしまうので注意が必要です。