育児サロンのよしです。
「子どもを外で遊ばせる時間がない。」
「公園も遠いし、外で遊ぶ場所が少ない。」
「外遊びはさせた方がいいと思うけど、けがや病気が心配。」
などなど、外遊びをしようとすると、不安がいっぱいありますよね?
今回は子どもの外遊びについてのメリットと、親はどのような関わり方をするべきかを解説していきます。
合わせて、我が家の外遊びエピソードに触れつつ、おすすめの外遊びグッズを紹介します!
目次
子どもの外遊びメリット
子どもの外遊びは減少していると言われています。
その原因には、ゲームの普及や公園でのルール厳格化、習い事などがあげられます。
しかし、外遊びにはメリットがいっぱいです!
体力がつく
健康的な体力作りに効果があります。
- 太陽の光を浴びて、基礎代謝が上がる
- 体を動かして、心肺機能が高まる
- お腹が空くので、食欲がわく
- 睡眠の質が上がる
- ストレス発散になる
生活リズムが整う
外遊びは体だけでなく、「頭」と「心」も使います。
やりたいという気持ちが湧き出て、どうやったらできるかを頭で考える。そして、それを行動に移す。
この一連の動作を、外遊びでは繰り返すことになります。
「体」「頭」「心」をたっぷり使うと、自然に眠気が訪れて、ぐっすり眠ることができます。
いい生活リズムが出来上がっていきます。
感性が豊かになる
外遊びをすると、自然の変化を肌で感じることができます。
自然を感じることは、子どもの人格形成にいい影響を与えると言われています。
季節の葉っぱ、草花、石ころ、空の雲、雨、鳥・虫の鳴き声、川の水、空気や土・木の香りなど、子どもの五感を刺激するものがいっぱいありますね。
大人にとっては何でもない景色でも、子どもにはワクワクすることばかり。
そんな刺激が、感性を豊かにしていきます。
「集中力」「想像力」がつく
外の自然には、決まった遊び方なんてありません。
木の枝や石ころを何かに見立てたり、土でお団子を作ったりと、考えながら遊びを編み出していきますよね。
この繰り返しが、子どもの発想力を高めてくれるんです。
子どもは遊びを創り出す天才ですね。
また、「木の実を石で砕いてみる」など、やりたいと思ったことをとことんまでやり切ることができます。
この、納得するまで「とことんやり切る」ことで、集中力が高まります。
集中力は、後の学習意欲にも直結するのではないでしょうか?
コミュニケーション力がつく
外遊びは、友達とかかわる機会が多くなります。
同年代の子以外にも、少し上のお兄ちゃんお姉ちゃんが遊ぶ姿を目にすることができます。
「見て育つ」ことは、チャレンジ精神を育むチャンスにもなります。
様々な年代の子どもとのかかわりを通して、子どものコミュニケーション能力も身についていきます。
外遊びの方法と親のかかわり
結論から言うと、特に遊びの方法はありません。
ただ、いっしょに散歩をしたり、公園などに連れて行くだけでOKです。
親が用意するのは、外遊びできる安全な環境だけで大丈夫。
大人が何か遊ぶものを用意する必要はないと考えます。
子どもは葉っぱ1枚、石ころ1個でも遊べますからね。
ただ、外遊びに慣れていない子は、やりたいことがすぐに見つからないかもしれません。
そんな時は、「きれいな色の葉っぱを見つけようか。」などと、いっしょに楽しんでみてくださいね。
我が家の外遊び
我が家は幸いにも、周りが自然に恵まれた環境(田舎)なので、外遊びには苦労しませんでした。
休みの日には、おにぎりやおやつを持って、近所の河原に行ったり、公園に行ったりしていました。
ママ友家族と大きな公園やアスレチック、潮干狩りにもよく行きました。
子ども同士で遊んでいるのを見ながら、親たちのおしゃべりも楽しいものでした。
さすがに帰るころには全員クタクタですけどね。
庭先で、ままごともよくやっていました。
台所で使わなくなった、フライパン、しゃもじ、皿なんかを与えていました。かなりリアルです。
泥団子のコレクションがあまりにも増えていき、捨てたがらないので、「泥団子のおうち(お菓子の箱に入れただけ)」を作ってあげました。
本人は満足していましたね。
外遊びをしていると、ホントにいろんな感覚が研ぎ澄まされるんですよね。
「ママ、今日の風はやさしいね。」とか、雨上がりの水滴を見て、「庭の葉っぱにきれいな露があるよ。」とか。
時々、はっとさせられるような言葉が出てました。
やはり本物の自然の色を見て過ごしているからかなと思いましたね。
味覚も鋭くなるのか、「今日のお味噌汁、味が違うね。」
出汁の違いを指摘された時は驚きでした。
おすすめ外遊びグッズ
「親子で楽しめる外遊びグッズが欲しい!」
おすすめの外遊びグッズを紹介します。
- フライングボール
ラケットとボールがマジックテープでひっつく仕組みになっています。
ボールをキャッチするのが難しい小さい子どもでも遊べます。
- ホッピング
バネの力でジャンプするおもちゃです。
保育園ではまり、自宅用に購入しました。
- ぽっくり
竹馬の初級者版でしょうか。
ひもの付いた台に足をのせて遊ぶおもちゃです。
子どもはかなりはまります。
- 凧(たこ)
遊ぶ環境が必要になりますが、凧が上がった時の感動は大きいですね。
※凧あげをする場合は十分にご注意ください。
- スケートボード
下の車輪が一列なので、乗るだけでもバランス感覚が必要です。
ヘルメットやプロテクターがあると安心です。
最後に
いかがでしたか?
子どもが外遊びをするメリットは、
- 体力がつく
- 生活リズムが整う
- 感性が豊かになる
- 「集中力」「想像力」がつく
- コミュニケーション力がつく
外遊びをする際に親ができることは、
- 安全な環境を用意する
- いっしょに楽しむ
ということをお話してきました。
外遊びは、子どもの後々の人生までをも左右するものなのかもしれません。
週末、子どもと外におでかけしてみませんか?

外遊びには天候や安全性に注意して楽しみましょう