育児サロンのよしです。
今年は新型コロナウイルスの影響もあり早めにゴールデンウィークに入ってしまったという方も多いのではないでしょうか?
長期休暇はいつもならとっても嬉しいのですが、今年のゴールデンウィークは日本全体がステイホーム週間にしようという流れになっているので「どう過ごしたらいいの?」と困惑してしまうケースも多いと思われます。
新型コロナウイルスをこれ以上まん延させないために、そして家族の安全を守るためには仕方のないこととは言え、ずっと家にいなくてはならないのは子育て世代にはかなり辛いものがあります。
それに帰省を楽しみにしてくれていた祖父母世代にとってもやりきれない思いがあるかも知れません。
そこでこの記事では、長期休暇であるゴールデンウィークに子育て世代がどのように過ごしていくべきなのか、どうしたらみんなが快適に過ごせるのかをご紹介します。
今年のゴールデンウィークの見通し
内閣官房は4月24日、新型コロナウイルス感染症対策推進室より
「今年のゴールデンウィークはステイホーム~ゴールデンウィークはうちで、すごそう~」との呼びかけを発表しました。
https://corona.go.jp/information/index.html
(参照:内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室)
ゴールデンウィーク中に都市部から地方へ人が移動すると、新型コロナウイルス感染症の全国的・急速なまん延に繋がる恐れがあるためです。
したがって、今年のゴールデンウィークは緊急事態宣言が出ている現状に照らし合わせ、不要不急の外出や都道府県をまたいでの人の移動は極力避け、人との接触を8割減らすことを目標にしているようです。
「帰省・旅行を控える!」「3密(密集・密接・密室)を避ける!」「買物の際は少人数・空いている時間に!」というイラストからも分かるように、日本国民としては今年のゴールデンウィークはとにかくおうちから出ないようにする必要があるということが分かります。
さて、子育て世代はどのように長期休暇を乗り越えていくべきなのでしょうか。
いつもの生活を見直してみる、より良いものに変化させる
新型コロナウイルスがまん延し始める前には、いつも通りの家族の生活があったと思います。
例えば、朝ごはんを作って子どもに食べさせて、着替えや支度をして保育園や幼稚園に送っていく。
こういった忙しい毎日があったと思いますが、その生活をより効率よく、家族みんなの負担がなくなるようにするためにちょっと考える時間を設けてみてはいかがでしょうか。
例えば以前わが家では、妻が子どもを起こして、朝のトイレやうがい、おむつからパンツにはき替えさせるというタスクを毎日当たり前のようにやってくれていました。
しかも、その後朝食を作るのは妻です。
その後に僕が起きてくるという流れだったのですが、子どもの機嫌や体調によってはこの朝の時間がスムーズに進まないことも多く、朝食づくりに入るまで結構な負担があるということを妻から言われてハッとしました。
そこで僕が15分だけ早起きするようにし、子どものトイレ~パンツへのはき替えを担当することにしました。
わが家のケースのように家族の片方に家事や育児の偏りが生じていると、家事が回らなくなってくる恐れがあるのはもちろん、片方のストレスが大きくなり家族関係に悪影響が出ることもあります。
工夫したり片方が歩み寄ることで解決できることはどんどんやっていくことが大切です。
現在は自宅待機になっていますが、どんな感染症でもピークが過ぎれば落ち着いてきます。
また平常運行に戻った時にいかにストレスなく過ごせるようになるか、家族で一度考えてみることをオススメします。
今後の仕事や育児について考えてみる機会にする
子育て世代は子どもがいるからといった理由で「なかなか転職しずらい」と感じている方は多いと思います。
それに毎日忙しい日々を突っ走ってきたみなさんは、ご自身の仕事に精一杯で現状や周りを客観的に見る時間も取れなかったという方も多いのではないでしょうか。
しかし今年のゴールデンウィークはSTAY HOME!とろうと思ったら考える時間を取れるはずです。
現状、「本当はもっと子どもとの時間を取れる仕事にしたい」とか「もっと安定した会社で働きたい」というように不満を持ちつつも毎日頑張っている方は案外多くいます。
そこでこのゴールデンウィークは転職や育児の時間についても考えてみてはいかがでしょうか?
もちろん、現在の環境でのステップアップをするためにと考えるのもオススメです。
ちなみに、コロナショックで求人数は激減すると言われておりましたが、実はほぼ減っていません。
確かに経済的影響を受けた小売業の求人は激減していますが、その分中堅の中小企業や外資系企業はこの機に優秀な人材を確保しようと中途採用に積極的に取り組んでいます。
そのような情報取集に時間を使ってみるのはとても有意義なのではないでしょうか。
家族全員が快適に過ごすには
これは単純に時間の使い方の問題ではありますが、家族全員が快適に過ごすに工夫できるポイントがあります。
例えば一日中家の中にいて、子どもの相手も時折しながら、家事も同時にやりながら過ごしていると一日があっという間に過ぎてしまい、「やることが終わらなかった」とか「ちゃんと子どもと遊べずに不完全燃焼状態」という問題が起こる可能性があります。
それにそういう過ごし方では自分自身も休めたのか休めていないのかよく分からない状態になるはず。
そこで大切なのが、「メリハリのある時間の過ごし方をする」ということです。
具体的には時間割を決めるなどして、一日の目標を立て、家族それぞれの休憩時間も設定するということです。
例えば、午前中に子どもと遊ぶのはパパ、昼寝が終わってから遊ぶのはママ、昼ごはん作りはママ、夜ごはんづくりはパパというように、あらかじめ一日の初めに担当を決めてしまうのです。
そうすることで子どもの時間も充実するうえ、パパもママも休憩時間がとれるので堂々と自分の時間を過ごせるようになります。
各家庭で状況は異なるとは思いますが、担当を設定することでメリハリのある時間を過ごすことが出来るようになるはずです。
最後に
いかがでしたか?
ゴールデンウィークというまとまった時間が取りやすいときだからこそ、やっておきたいことをご紹介しました。
ものすごい猛威をふるっている新型コロナウイルスが収束した後には、また元の生活に戻る事になります。
その時のために今出来ることを前倒しでやることにも繋がります。