育児サロンのよしです。
ついに、わたしのお腹に赤ちゃんができた!!妊娠おめでとうございます。
幸せいっぱいのプレママですね。
しかし、そんな喜びの反面、今後の仕事のことなど様々な悩みや不安がでてくることと思います。
「会社への報告のタイミングは?」
「いつまで働ける?」
「産休の申請の仕方は?」
「休んだらお給料はもらえない?」
妊娠が分かってからの報告のタイミングや働き方について、くわしく解説していきます。
目次
報告のタイニングは?
ほとんどのママが5週目あたりで妊娠に気がつくというデータがあります。
そこから、病院に行って、母子手帳をもらう手続きに入っていくことになります。
この母子手帳をもらってから、妊娠3か月目くらいまでが、報告のタイミングだと言えますね。
妊娠初期のうちは、見た目の変化こそないものの、つわりなどの体調の変化があるプレママさんが多いからです。
特に流産のリスクも高く、体調への配慮が一番必要な時期でもあります。
なるべく早めに報告しておけば、今後の仕事への配慮が期待できますね。
上司や同僚への報告の順番は、職場の慣習もあるかと思います。
もし、会社に仲のいい先輩ママさんがいたら、先に相談してみるといいですね。
そして報告した際には、
「これから、ご迷惑をおかけするかもしれませんが、無理のない範囲でしっかり働きます。」
と、申し訳なく思っている気持ちと、仕事はきっちりやるという意識を伝えておくと、今後の協力をあおぎやすいと思います。
報告するまでに考えておきたいこと
出産に伴い、その前後で仕事は休むことになります。
出産後のワークスタイルについて、じっくり考える必要があります。
すぐに職場に復帰するのか、育休をとるのか、時短勤務にするのか、退職するのかなど選択肢はたくさんあります。
実際に生まれてみないと分からないこともあります。
職場の状況もどんどん変化していくものです。
家族の方としっかり話し合うことをおすすめします。
産前・産後休暇はいつからいつまで?
産前・産後休暇とは、出産のリスクを回避し、出産への備えや産後の体力回復のための制度のことです。
出産のための休暇は労働基準法で次のように定められています。
産前とは出産予定日の6週間前、産後とは出産の翌日から8週間を指します。
<産前休>会社が無理に取得させる必要はなく、労働者が申請してきたときに取得させる。
<産後休>原則取得させなけらばならない。
としています。
つまり、請求すれば取得できるのが産前休で、原則就業できないのが産後休ということになります。
出産予定日は多少前後する可能性がありますが、遅れたとしても、そのまま休むことができます。
早期の職場復帰を望む人は、医師が問題ないと判断した場合に、産後6週間後から復帰可能となります。
産前産後休暇の申請方法
先にお伝えしたように、産前休は本人の申請が必要になります。
休暇の「取得届」を会社を通じて提出します。
手続きについては、社会保険請求が絡んでくるため会社で行ってくれるのが一般的です。
会社に担当の方がいらっしゃれば、早めに問い合わせてみましょう。
そして、意外と知られていないのが、パートやアルバイトの方でも産休は申請できる、ということです。
雇用形態は産休の取得には関係ないんですね。
また、産休中の解雇は法律で禁止されているということも知っておいてほしいと思います。
産前・産後休業中のお金事情
産前産後の休暇中のお給料については、法律上の取り決めがありません。
なので、有給扱いになるかどうかは、会社の判断にゆだねられているんですね。
もっと言えば、会社の就業規則にどういった記載があるかによります。
例えば、「産前産後休業期間中は給与を支払わない」と定めていれば、支払わなくても問題がないということになります。
もし、会社から給与が支払われない場合には、健康保険の保険給付として、「出産手当金」が支給されます。
出産手当金とは、出産で休業する従業員、およびその家族の生活を保障し、安心して出産前後の休養が取れるようにするための制度です。
注意ポイント
出産手当金をもらえるのは、勤務先で社会保険に加入している場合に限ります。
ご主人の扶養に入っている方や、自営業で国民保険に加入の場合は、残念ながら支給してもらえません。
支給される期間は、出産日以前42日から出産日後56日の範囲内です。
この範囲内に会社を休み、給料が支払われなかった期間に対して支給されます。
支給される1日あたりの金額は、働いていた時のおよそ2/3になります。
私の体験談
私も長女、二女を出産した時はフルタイムで働いていました。
妊娠が分かって母子手帳をもらったタイミングで上司と同僚に報告しました。
長女の時は知識が全くなくて、育休だけは1年取りたい旨を伝え、書類の手続きなどは、すべて担当の方にお任せしていましたね。
周りの方の配慮もあって、なるべく座って仕事ができるようにしてくれたのはありがたかったです。
定期検診は休みの日に行くようにしていました。
幸い、体調を崩して会社を休むことはありませんでした。
つわりのひどい時期もありましたが、仕事中は気を張っているせいか、わりと大丈夫だったんですね。
仕事があって忙しくしていたからこそ、長い妊娠期間を何とか乗り切れたのかなと思います。
最後に
いかがでしたか?
妊娠が分かってからの報告のタイミングや働き方についてお話してきました。
母健連絡カードってご存じですか?
主治医等が行った指導事項の内容を、妊産婦である女性労働者から事業主へ的確に伝えるためのカードなんです。
事業主は、内容に応じて適切な措置をとる義務があるとされています。
どうしても、上司に体調のことを伝えにくい場合などに「お助けアイテム」になってくれるかもしれませんね。
甘えられるところは甘えて、サポートしてくれる周りの方への感謝の気持ちは忘れずに、無理せず妊娠期間を乗り切ってほしいと思います。
心より安産をお祈りしています!

この記事はサロン生のTさんの体験をお話ししていただきました。
タイミングに悩んでいる方はご参考にしてみてください。