育児サロンのよしです。
夜中に我が子が発熱して慌てて病院へ向かった!!
そんな経験をしたことがあるパパやママも多いのではないでしょうか?
我が子も新生児から3歳までは良く発熱や嘔吐をし、特に初めて40度熱が出た時はびっくりして慌てて病院へ行った経験があります。
しかし、医療機関へ受診しても発熱だけでは自宅で様子を見るようにと促すことがあります。
熱が出るのは体内のウイルスをやっつけているという事で熱が出ますが、それでも熱が上がれば嘔吐したり、寝付けなくて泣くこともあるかと思います。
では、我が子が発熱してしまった場合、どのように対処したほうが良いかを解説していきます。
我が子の平熱を確認しましょう
新生児や乳幼児はそもそも大人より平熱が高いのはご存知でしょうか?
大人の場合、37度は発熱で怠いと答える人も居ますが、乳幼児や新生児の場合、37度台は平熱だという人も多いです。
しかし、我が子の平熱をしっかりと把握していない場合、37度熱があるという事で急いで病院へ向かってみたものの、いざ診察をしたら異常が無かったという事はよくあります。
赤ちゃんがまだ大人の様に自律神経が発達していません。
自律神経は体温調節や起きる時間や寝る時間の体内時計を整えたりホルモンの調子を整えたり様々な役割を果たします。
しかし、赤ちゃんには、まだその機能は完成していません。
良く朝の起きる時間がまだ整っていないのはその自律神経が影響しています。
そのため、赤ちゃんに必要以上の厚着をさせてしまうと、熱をうまく逃がすことが出来ず体内に熱が籠ってしまいます。
そのため体温が上昇し、熱が普段よりも高くなってしまうこともあります。
まずは、起きた時の体温と寝るときの体温の1日2回測りましょう。
そうすることで我が子の平熱が大体どれくらいなのか把握する事ができるので、急に熱が高くなっても慌てる事はありません。
また、冬場寒いからと室内でも足まで包む上着を着せたり、何枚も余計に着せると体温が上昇するので、室内など温かな場所にいる場合は必要以上に着こませないようにしましょう。
こういう症状がある場合はお医者さんへ連絡しましょう
新生児や乳幼児はちょっとしたことで体温は上がってしまいます。
しかし、熱だけではなく次の症状があった場合は医療機関の受診を検討しましょう。
症状①
しきりに耳を触り、痛がって泣いている。
どんなにあやしても泣き止まない場合は中耳炎の可能性がある為、耳鼻咽喉科への受診が必要になります。
症状②
発熱と共にくしゃみや鼻水がでている。
発熱と共にくしゃみや鼻水がでている場合は風邪の可能性大です。
症状➂
体に発疹や発赤が出ている
体に発疹や発赤が出ている場合は、はしかや風疹、手足口病に水ぼうそうなどの何等かのウイルスに感染している可能性があります。
症状④
喉が赤く腫れて居る場合やのどにブツブツが出来ている
喉が赤く腫れて居る場合やのどにブツブツが出来ている場合はヘルパンギーナな急性扁桃炎、咽頭炎に風邪やインフルエンザの可能性があります。
注意
これ以外に気を付けなければいけないのは、熱性けいれんです。
体がけいれんし、目線が合わなく倒れてしまった場合は救急車へ連絡をし、急いで病院へいきましょう。
この様に熱が原因で緊急性を擁する疾患もあります。
お子様の様子をしっかり観察し、必要に応じて医療機関を受診しましょう。
熱が出た場合の対処方法
では、熱が出てしまった場合どうすればいいのでしょうか?
まずは薄着をさせて室内を涼しくしてみましょう。
もしかしたら暑くて体温が上がっている場合もあります。
とくに新生児や乳幼児は大人のように汗をかいて体温を下げると言ったことが上手くできません。
そのため、部屋を涼しくしたり1枚脱がせることで体温調節が可能です。
頭に冷却材を使用することもいいのですが、使用する際は親がしっかり見ていないと鼻や口が塞がれて窒息するという事故もあります。
赤ちゃん専用のアイス枕を使用して熱を下げてみたり、脇専用の冷却材もあるので、これらをうまく活用してみましょう。
ただし体温の下げ過ぎには、注意してください。
食事が食べれなくても水分がきちんと摂取できていれば問題有りません。
母乳やミルク、イオン飲料などを少量ずつゆっくりと飲ませましょう。
ここで一気に食事を与えたり水分を与えても嘔吐してしまう可能性があります。
まずはスプーン1杯の水分からでかまいませんので、ゆっくりと口に入れて水分を取らせることがポイントです。
食事も食べられず水分も飲まない場合は医療機関を受診し、点滴を打ってもらうことも可能です。
脱水症状にならない様に気を付けましょう。
最後に
いかがでしたか?
我が子が突然発熱をするとびっくりするパパやママは沢山います。
夜中に受診したけれど異常が見当たらなかったという事もあります。
とにかくまずは慌てないことが重要です。
慌てないように準備しておきたい事
・普段のお子様の平熱をしっかり把握する
・いつから発熱したのか?を把握する
・家での様子や食事量
などを病院で伝える必要もあるので、おかしいなと思ったらメモをしおくと病院へ行くと診察の時の参考になります。
特に下痢や嘔吐をした場合、何時に何回嘔吐や下痢をしたのか、それによってもウイルス性胃腸炎や様々な感染症の診断基準にもなります。
発疹や発赤があった場合も同様です。
熱だけで機嫌がいい、食欲は落ちているが水分や離乳食は食べることが出来る、顔色がいいという場合は医療機関をすぐに受診せず自宅で様子を見て下さい。
免疫力が弱かったり自律神経がまだ未発達な子供は発熱はよくある事です。
慌てず冷静に判断し、必要に応じて医療機関を受診しましょう。

特に子供は急な体調する場合が多いので注意が必要です。
慌てず適切な対処をするようにしましょう