育児サロンのよしです。
コロナの影響で幼稚園や保育園が臨時休園になってからというもの、外出自粛で室内にいる機会が多くなりますよね?
運動もしないといけないので散歩に連れ出そうと声をかけても、もともとインドアよりなのでなかなか外に出ようとしません。
では家の中で何をしているかというと、うちの子はテレビでYoutubeやらAmazonプライムを勝手につけて見ています。
本来であれば、毎日幼稚園に通っていろいろなことを学んでくる時期だったはずなので、この時間を無駄にはしたくないなと思い立ち、家での過ごし方や生活習慣を見直すことにしました。
「うちの子だらだらしっぱなしでなんとかしなくちゃな~」「幼稚園や保育園に通えていないから教育面が心配」と感じている方は多いようです。
そこでこの記事では、臨時休園による自宅待機中でもいろいろなことを学べる過ごし方をご紹介していきます。
目次
保育園や幼稚園の休園が続いてます
緊急事態宣言の発令から現在まで全国各地の保育園や幼稚園が休園となってしまいました。
それまでは集団生活をしていた子ども達はお休みとなってしまったことで生活リズムが崩れてしまったり、運動不足になってしまったりと精神的にも体力的にも悪い影響が出始めています。
スポンジのように知識を吸収して成長すると言われている子どものこの時期を無駄にするのはとてももったいないですよね。
そこでこの幼児期に大切となる過ごし方をご紹介していきます。
基本は正しい生活習慣を身に着けること
幼児期は特に、正しい生活習慣を身に着けることが最も大切と言われています。
いい生活習慣が土台となって子どもの更なる成長を促します。
ベネッセ教育総合研究所によると、特に3歳までに「早寝早起き、朝ごはん、あいさつ」などの生活習慣が身に着いた子どもはその後ののびしろが違うそうです。
正しい生活習慣を身に着けることは、人間としての基本的生活が営めるキホンとなり、そのキホンが身につくことで「更に学ぶ力」「自主性」「がんばる力」が自然と伸びていくそうです。
生活習慣、大切ですね。
「早寝早起き」
「朝ごはん」
「あいさつ」だけでなく、
「部屋からおもちゃを片付ける」
「歯みがき」
もとても重要です。
臨時休園で夜更かしをする子どもが急増しているという話も聞きます。
子どもの生活習慣をより良いものにしていくためには、まず親側が生活に対する意識を改めなければなりません。
まずは「早寝早起き」からでも、良い生活習慣を意識してみてはいかがでしょうか。
「自分でできた」を増やそう
子どもが自らいろんなことにチャレンジ出来る人に成長していけるよう、家庭で「子どもの自主性」を高める取り組みをしてみてはいかがでしょうか?
自主性が育まれることで、幼児期から初等教育までで習得するべき知識や生活が身に付きやすくなります。
この自主性を育むためには、家庭での役割がとても重要です。というのも自主性は保育園や幼稚園だけでは身に着けられないものだからです。
具体的には、家では着替えやトイレ、歯みがきなどはなるべく本人が主体的にやれる環境を整えてあげることが大切です。
例えば着替えですが、子どもの服は子どもの手が届く高さに配置し、ズボンやシャツなど何が入っているのか種類ごとに別けておくことで自分で服を選んで着替えることが出来るようになります。
服の種類がパッと見て分かりやすいように、どんな服が入っているのかをケースの外側に写真を貼り付けておくのもオススメです。
また、おうちの方が子どもの行動の先回りをしないことも大切です。
どうしても子どもに比べて大人の方が圧倒的に人生経験が長い分、子どもがなにか行動していると「もっと早く、より効率的に出来るのに..」と思ってしまいがちです。
また、「そのやり方じゃ確実に失敗する!」というようなシーンもあると思います。
しかし、そこで大人が手を出してしまうと、子どもは自ら何かを学ぶ機会を失ってしまうのです。
危険な状況であればおうちの方がすぐにやめさせる必要がありますが、そうでもないのであれば見守ってあげることが大切です。
また、おうちのお手伝いをさせることで子どもの自主性や責任感を身に着けさせることが出来ます。
自分の食器は自分で片付ける、家族みんなの箸を出して並べる、机を拭くなどの簡単なことでいいのです。幼児期は特に「おままごと」も好きですが、本物のお手伝いはもっと大好きだったりします。
お手伝いを通して、楽しみながら「自分のことは自分でやる」という考え方を身に着ける事が出来ます。
机に向かう習慣を身に着けよう
緊急事態宣言によって自宅からあまり出られない状況であれば、このタイミングで机に向かう習慣を身に着けさせてみてはいかがでしょうか?
これから小学校、中学校、高校と、成長していく中でも勉強は出来るに越したことはありません。
勉強が出来るようになると人生の幅が広がり、なりたい自分になれるからです。
とはいえ今からどんな勉強をはじめたらいいの?というふうに分からない方も多いと思います。
そこでオススメなのが「こどもちゃれんじ」のワークです。
現在下記から無料でDL出来るので、自宅やコンビニなどで印刷して子どもと一緒にやってみてはいかがでしょうか。
どうしても在宅ワークで手が離せない時に子どもからのかまってアピールがさく裂した時などにも、一緒に机に並ぶ事が出来るのでオススメです。
①おかわりワーク1
https://www2.shimajiro.co.jp/kodomo/online/_assets/okawari01.pdf
②おかわりワーク2
https://www2.shimajiro.co.jp/kodomo/online/_assets/okawari02.pdf
③おかわりワーク3
https://www2.shimajiro.co.jp/kodomo/online/_assets/okawari03.pdf
④おかわりワーク4
https://www2.shimajiro.co.jp/kodomo/online/_assets/okawari04.pdf
人との会話をさせることを意識しよう
幼児教育の中でも非常に重要なウエイトを占めている「コミュニケーション能力の発達」を自宅でも工夫して伸ばしてあげようというお話です。
コミュニケーション能力は、大人になってから改善することはもちろんできますが、子どものころから高いコミュニケーション能力を身に着けている方が大人になってからも役立ちます。
その子によってコミュニケーション能力の差はありますが、
「親が子どもにどのような関わりあい方をしていたか」によって大きく変わってくるようです。
特に子どもが自ら話せる環境をつくっているかどうかが重要です。
・一日の終わりに「今日何があったか」を聞く時間を作っている
・毎日の挨拶を大事にする
・家族でいろんなところにでかけていろんな経験をさせてあげる
・いろんな人と遊んだり会話をすることを勧める
といったことを意識するだけで子どものコミュニケーション能力は大きく変わってきます。
コミュニケーション能力の高い子どもは幼少期から親の影響をたくさん受けています。
お話しする機会をたくさん作っていくことをオススメします。
最後に
いかがでしたか?
臨時休園中でも自宅でできる幼児教育として
・正しい生活習慣を身に着けること
・「自分でできた」を増やそう(子どもの自主性を育む)
・机に向かう習慣を身に着けよう
・人との会話をさせることを意識しよう
をご紹介しました。
しばらく自宅待機が続くかもしれませんが、おうちでこのような目標をもって生活していくと毎日にメリハリが生まれて親としても充実感があるので精神衛生上悪くないです。