揺さぶり症候群

やりすぎ注意!赤ちゃんの揺さぶり症候群の注意点とは?

育児サロンのよしです。

「揺さぶり症候群」という言葉をご存じのパパママは多いと思います。

赤ちゃんをあまり派手に「たかいたかい」すると、良くない!

そんな認識を持たれているのではないでしょうか?

でも、泣いている子を泣き止ますのに効果もありますし、子どもも喜ぶので、ついついやっちゃうってことありますよね。

「どのくらい揺らしたら危ないの?」・「何歳まで注意すべき?」

今回は揺さぶり症候群について、お話していきます。




乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)とは?

乳幼児がはげしく揺さぶられることによって、脳内が傷ついてしまう状態、またはそれによって重大な障害が残る状態を指します。

赤ちゃんは頭が重く、筋肉が未発達なために、はげしい揺れで脳が衝撃を受けやすい状態にあります。

赤ちゃんの脳は、成長とともに大きくなっていくわけですが、このような脳の発達に備えて、頭蓋骨と脳の間にはすきまがあります。

つまり、頭蓋骨の中に脳が浮いているような状態なんです。

なので、はげしく揺さぶられると、頭蓋骨の内側に何度も脳が打ち付けられ、脳の血管や神経を傷つけてしまうんです。

揺さぶり症候群の症状とは?

脳細胞が破壊されると、脳内が低酸素状態になります。

赤ちゃんが以下のような症状を見せた場合、揺さぶり症候群の可能性があります。

  • 元気がなくなる
  • 機嫌が悪くなる
  • すぐに眠ってしまう(傾眠傾向)
  • 嘔吐
  • けいれん
  • 呼んでも、応えない(意識障害)
  • 呼吸困難
  • 強く刺激しても目を覚まさない(昏睡)

様子がおかしいと感じたら、すぐに医師の診断を受ける必要があります。

また、以下のような後遺症が残る場合もあります。

  • 失明、視力障害
  • 言葉の遅れ、学習の障害
  • 後遺症としてのけいれん発作
  • 脳損傷、知的障害
  • 脳性麻痺

身体機能や精神機能に加え、学習機能にまで影響が出てきてしまうんですね。

どのくらい揺すると危険なの?

よかれと思ってやっていた揺さぶりが、何らかの影響を子どもに与えていないか、心配になった方がいらっしゃるかもしれません。

どのくらい揺すると危険なのかの目安です。

1秒間に2~3往復以上の揺さぶり、これを5~10秒続けると、揺さぶり症候群は起こると考えられています。

誰が見てもはげしいと感じるレベルです。

つまり、赤ちゃんの首を支えてゆっくり揺らしたりといった通常のあやし行為では、揺さぶり症候群はまず起こることはないと言っていいでしょう。

ベビーカーやチャイルドシートなどの機器による揺さぶり症候群も、使い方を正しく守り過剰な使い方さえしなければ、リスクは大幅に減らすことができます。

はてな

Q:バウンサーを強めに揺らしても大丈夫?

A:常識的な範囲内であれば問題ありません。

赤ちゃんの頭が前後にガクンガクンとはげしく揺れるような振動が危険です。

何歳まで注意すべき?

医学的には「2歳以下の乳幼児」と定義されています。

まだ首がすわるまでの生後半年は、特に注意が必要です。

はてな

Q:「たかいたかい」は危険なの?

A:ゆっくりとした動作でなら特に問題はありません。

ただ、赤ちゃんを急激に持ち上げたり下ろしたり、空中に放り投げてキャッチするような激しい動作は危険です。

なぜ、揺さぶり症候群が起きるの?

日本小児科学会の揺さぶり防止パンフレットによれば、

「あんなことをしたら、子どもが危険だ。」と誰もが思うほどにはげしく乳幼児が揺さぶられたときに起こる。

とあります。

なぜ、そんなにはげしく赤ちゃんを揺さぶるということが起きてしまうのでしょうか?

原因としてもっとも多く事例にあげられているのは、「育児ストレス」だそうです。

周りの大人が追い詰められているんだと思います。

揺さぶり症候群を防ぐ3つの方法

揺さぶることの危険性は、赤ちゃんにかかわるすべての大人が理解しておかなければなりません。

一番ストレスがたまるのは、子どもが泣き止まない時ではないでしょうか?

親も子どももつらい思いをしなくて済むように、3つの予防法をお伝えします。

いつかは泣き止む

赤ちゃんは泣くのが仕事です。

いつかは泣き止みます。

しばらく泣き続けるのは、いけないことではない。

いつも心に刻んでおきましょう。

可能性のあるものをすべて試す

ミルク、オムツ、むし暑い、抱っこしてほしいなど、不快に思う可能性のあるものを1つ1つ試してみてください。

はっきりとした理由も分からず、泣くことだってありますね。

そんな時は、外の空気を吸いに行ったり、オルゴールやガサガサ音・水が流れる音を聞かせたりと気分転換するのが効果的です。

その場を離れてリセット

どうしてもイライラしてしまうこともあります。

バトンタッチできるなら、任せてしまいましょう。

自分一人だけで、子どもを見てもらえない。

そんな時は、赤ちゃんを安全な場所に移動して6秒間ゆっくりと深呼吸してみましょう。

少し落ち着きが取り戻せるはずです。

最後に

いかがでしたか?

乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)の症状や原因と予防法についてお話してきました。

赤ちゃんの脳は、はげしい揺さぶりに弱いので、2歳までは注意が必要です。

常識の範囲で使えば、バウンサーや「たかいたかい」も問題ありません。

主な原因は育児ストレスにあります。

予防法としては、以下の3つです。

  • いつかは泣き止むと、おおらかな気持ちでいること
  • 泣く原因となりうるものをすべて試していく
  • その場を離れて6秒間深呼吸

私自身も、泣き止まぬ我が子にカッとなった経験は一度や二度ではありません。

自分一人で抱え込まずに、頼れるものには頼り、便利なものは上手に利用して、ストレスをうまく回避していってほしいです。

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